置ききれないモノの置き場
古本屋は黙っていたら在庫がどんどん増えていくもの。そんな増えた在庫がメインの倉庫に収まりきらなくなったので自宅の側にあるいわゆる「トランクルーム」を借りることにしたのが数年前。大口の買取があったあとに緊急避難的に借りて「落ち着いたら引き払おう」と思っていたのだけど一向に落ち着く気配はなく。そうこうしているうちにまた別の大口案件があり、それを整理するために今度は店の近くにもまた。そんなわけでいまは計2軒のトランクルームを(倉庫のほかに)借りています。
さて本題。私の借りてるトランクルームはどちらも入り口でカードキーで認証して入庫し、そこから個々のルームの鍵で開けるパターンなんだけど、今日職場でふと見ると片方のカードキーがないことに気づく。買い替えたばかりのスマホの手帳型ケース。ホルダーには2軒分のカードキーがあるはずなのだけど一枚空になっている。むむっ、これはどこかに落としてしまったのか。
嫌な予感はあったのだ。前に使ってた手帳型ケースに比べて、カードホルダーに出し入れするとき滑りがやけにいいなと思ってて「これカードどこかに落とさなきゃいいけど」なんて思ってたものだ。いや思った通り。思ってるなら対策しろよ(たしかに)。あろうことかまんまと落としてしまったようだ。どこに落としたんだろう?まったく心当たりはない。けど外に落としてたら大変だ。そんなときに限って前日スマホを片手に散歩がてら数十分ぼんやり歩いたりしてたのだった。見つからなかったらまたその数十分の道のりを探しに行かなきゃいけないのかな…と思っていた。仕事を終えて帰宅して捜索したところ、幸運にも家の中に落としていたことがわかる。カードキー再発行の数千円の手数料が取られることもなく、昨日歩いた数十分の道のりを夜更けに再び探しに行かずとも済んで本当に良かった。
嫌な予感。そういうのにはちゃんと従って対策したほうがいいんだろうなと思った。そういうこと言うと、最近キーケースの金具部分が劣化してきて気がついたらある一部の鍵がケースから取れてしまったりすることがある。とくに家の鍵や車の鍵のところの金属部が劣化している。あれ?車の鍵がないぞ、と思ったらさっきあるいてた数メートル後ろに落ちていたこともあった、危ない危ない。そんなんすぐ買い換えるべきというご意見はごもっとも。ただ誕生日にいただいたものなので、なんとなく気持ち的にギリギリまで使って差し上げたいのはあるじゃないですか。でもそろそろこれは。そういうヒヤリハットなのはやっぱ見逃してはいけないのかもですね。何かあってからでは遅いという。大事になる前に。
あれ、なんかおかしいな。そんな風に感じることって大事ですねー。よろしくないことの予兆、最近の政治とか社会なんか「まさか」「いやでも」「よからぬことの前兆では」のヒヤリハット。そういう予感もなんとなく大事にしたいなーと思う今日このごろ。「あいつらのことだからなー」という疑って見る姿勢は大事(笑)もちろんそれが杞憂であればいいんですけども。
という置ききれない感情をここに置いて寝ます。おやすみなさい。