地球儀が壊れた
普段、自分はベッドの枕元に地球儀を設置している。
その地球儀はスタンド部に触れると3段階で調光できるため、スタンドライトに使用していた。
小学生の時に父親が結婚式の引き出物で貰ってきたカタログギフトから選んだものなので、かれこれ20年は使っている。
しかし、とうとう寿命が来てしまったようだ。
地球儀の中の電球が切れてしまったので、電球だけ買って交換してみた。
そしたら電球がつきっぱなし。
スタンドに触れても調光できず、消灯もできなくなってしまった。
どんな家電も10年持てばいいと思っていたが、20年となれば長寿もいいところだ。
買い替えるしかないが、地球儀である必要もない。
しかし20年もベッドの横で枕を照らしてきたので並々ならぬ思い入れがある。
この地球儀で20年前はまだ知名度が低かったドバイや東ティモールの位置を知ったものだ。
面白いツイートをするティムラズ・レジャバ在日ジョージア大使の母国ジョージアも20年前だからまだグルジア表記だ。
買い替える条件は触れると調光できるスタンドで、できれば地球儀という条件で色々調べてみた。
触れると調光できるスタンドライトはあまりなく、あっても高額なものばかり。
20年前の日本はまだ元気だったんだなと思った。
しかし、たまたまヤフオクで全く同じ物が出品されていた。
それも2000円という破格の値段で。
すぐに落札し、支払いなどの手続きを終わらせ、あとは届くのを待つのみ。
本当にラッキーだった。
これからまた20年、光る地球儀がベッドの枕を照らしてほしいと思った。
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