シェディングじゃなかったらしい
七夕の日から、約二週間、家から出られませんでした。
初めの一週間は、37度台の熱。
そのうち38.8度までの上下で苦しかった。
自力で医者に行こうとは思わなかったし、
行けないので自宅でおとなしくしていました。
うちの地域では、高熱=コロナと思う人が多く、
ハードル高い医療困難地区です。
わたしは、熱と足が不自由でコロナと言われるのは、
抵抗があります。
薬は、子どものころから大変お世話になっていて、
二十年ほど前から、たまにアナフィラキシーを起こすようになった。
抗生物質も含め、飲みません。
高熱の間におかしな夢を見たり、
子どものころの思い出せなかった状況を
追体験したようなことが何度もあった。
最後は、夫の母の亡くなったころに
夫が胸に抱いた思いがポロリとでてきた。
結婚して約40年。はじめのころは記念日反応の様に
7月は、夫は、おかしくなることが多かった。
わたしが尋ねても答えない。
今回は、同じように長く寝て、
医者にも行かないわたしに
あの頃の恐怖を感じたらしい。
神様は、もう胸に秘めていなくてよいと
夫の口から外に出さしてくれたのかもしれない。
亡くなっている夫の父は医師だった。結局、
夫の母は、一度もほかの医師に診てもらうことなく、亡くなった。
兄たちは既に家から出て、一人残っていた子どもには、
どれほどのことだったろうか。
今回の件は、こういう解放のためだったの?
山羊座の二度目満月前だった。
子どもたちには、このわけのわからない問題を
引き継がせたくない。
わけのわからない症状から
回復してきました。
わたしにとって意味があれば良い。