今宵七夕 TANABATA NIGHT

日本は、今宵「七夕」です。あいにくの空模様で、Tokyo上空では天の川は見えません。

七夕には、ストーリーがあります。織姫と彦星の物語です。天の帝に許され夫婦になったら、仲睦まじすぎて、自分の仕事を忘れてしまい「これではダメだ」と帝によって天の川に隔たれた2人。

年に一度この日だけ会うことが許された日が「七夕」という、ものすごーく端折って書きましたがそんなストーリーです。

久しぶりに読んで、こんな話だったんだなとしみじみ思ったのですが。

この2人。愛の営みと仕事をどうしたら両立出来たのだろう?そんなことを思う、リアルジャパンの私です。

何か良い知恵はありませんか? 程よい距離感が必要だったのでしょうか。
帝によって、多分「光年」単位で離れさせられたわけですが。仕事が好きではなかったのか? 仕事に向上心を持てなかったのか?

向上心・・・そうかこれが持てたらよかったんじゃないか?

向上心と愛情が、縦糸と横糸になって織られていったら良かったのかも。

「君の織る織物は、見るたびに美しく洗練されていくね!」「あなたは牛の心がわかるの?(彦星は牛飼いだった説) あなたにかかったら、どんな牛も催眠術にかかった猫のようだわ!」

そんな風に(笑)愛情の礎の上に、現在の長所を認め、褒めて、次も期待する言葉や眼差しを向け合えたら、このストーリーは変わっていたかもしれない。なんて、電車に揺られながら妄想している私です。

そう、七夕は「技芸上達」を願う日でもあります。 TANABATA STORYを「愛に溺れるな」という教訓じゃなく、「互いを尊重し、高め合う関係でいようね」って話にしたらいいのになぁ。

どう思います???


【text by REIKO from Japan】

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