医師も薦める子どもの運動 1/2

大人と子どもでは発達のレベルが違うので、
子どもに必要な運動と大人に必要な運動は違う。

子どもには、やらせてはいけない
ストレッチや筋トレもある。

医師も薦める子どもの運動 

1.小学生のうちは神経系にポイントをおいた運動を。

神経系の発育は12歳までにほぼ100%に達する。

人間が、生まれてから成人するまでの間に骨、臓器の成長具合を表した「スキャモンの発育曲線」というのがある。

20歳時を100とし、
一般型(臓器、筋肉、骨格)
神経系型(脳、骨髄、感覚器)
生殖器型(生殖器、乳房、咽頭)
リンパ型(リンパ組織)

の成長を示している。

(※画像はお借りしました)

神経系の発育は、
12歳までにほぼ100%に達する。

そのためスポーツにおいての複雑な技術をスムーズに習得できる貴重な時期となる。

2.優先すべきは動作習得

筋骨格系機能が
脳神経機能の
著しい発達に
追いついていない段階で、
筋骨格系トレーニング
をしても、
大きな効果は得られない。

スポーツにおいての
複雑な技術を
スムーズに習得できる
貴重な時期。

動作習得に
最も適したタイミング。

水泳、自転車などが
大人よりも習得が
早いのはこのため。

3.小学生のうちは様々な運動を


左右非対称のスポーツや
トレーニングは、
成長段階にある子どもの
骨の形成に悪影響を与える。

・障害の予防
・筋肉もバランスよく発達する
・自分の得意不得意がわかる

などの理由から、
1つの競技ではなく、
複数のスポーツをすることが理想。

【まとめ】

大人と違い子どもは発育途中のため、
大人のストレッチや筋トレが
子どもの体には合わない場合もある。

小学生のうちは、
筋骨格系の運動よりも、
脳神経機能を
向上させる運動が望ましい。

具体的な
ストレッチや筋トレのやり方が
年齢ごとに
たくさん載っていて、
すぐにでも実践できる本。

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