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日本の自動車メーカーは、EV自動車で出遅れているのではなく、欧米、中国、韓国の自動車メーカーのような、電気自動車の駆動用バッテリーが原因の火災事故が発生したり、大規模リコールが起こるような不完全な代物は製造も販売もしない、というのが事実。こんな欧米、中韓の車に誰が乗りたいのか?
テスラ(EVのバッテリー火災の消火に「取り残されたエネルギー」問題)、ジェネラルモーターズ(火災相次ぐGM電気車を米駐車場が出禁)、現代自動車(現代自動車が8万2000台をリコール)、フォルクスワーゲン(VW電気自動車ID.3が火災で全焼)、世界中で主にLGエナジーソリューションが提供したバッテリーでのEV自動車火災・リコールが多発しています。
そういう事故の話を尻目に、日本の自動車メーカーが米欧や中国、韓国などに比べてEV車で出遅れ、次代は日本のメーカーは取り残される、という内外メディアのニュースもちらほら見えます。
米のEV推進は日本車つぶしか?「トヨタの不利」を報じまくるメディアたち
「日本メーカーは遅れている」は正しいのか? 報道されない欧州EV販売の実態
しかし、ふと思うのですが、三菱自動車の2006年から販売しているアイミーブ(i-MiEV)、日産の2010年から販売しているリーフ(LEAF)、ハイブリッドですが同じくバッテリーを搭載しているトヨタのプリウス(1997年~販売)、ホンダのインサイト(1999年~販売)、こんなにバッテリーによる火災事故があったでしょうか?
日産リーフが二件(うち一件は充電中のケーブルが出火)、アウトランダーPHEVが一件(エキゾーストマニホールド上部付近に何らかの可燃物が付着して出火)ぐらいでしょうか?(国土交通省事故火災情報)
つまり、日本国内では電気自動車の駆動用バッテリーが原因の火災事故は、ほとんど前例がないといってもいいでしょう。日本製バッテリーですしね。「バッテリー残量を90%以下に維持し、残りの走行可能距離が113km未満にならないように注意を呼びかけ」るような気を使う車は生産しない、ってことです。
いくら環境になんだらとか、欧州メーカーが言ったって、要するにディーゼル車でウソのテスト結果をだして、ハイブリッドを作る技術もないから、電気自動車に流れていって、EUも自分のテリトリーのメーカー保護で燃える車にシフトしただけじゃないか?
こんな自分で勝手に燃え上がる車に誰が乗りたいのか?
TOP TESLA FIRES COMPILATION VIDEO! Watch as these Tesla cars & batteries catch on fire and explode!
China electric vehicle explode while charging
World’s Deepest & Longest Underwater Tunnel: Electric-Car Fire
日本の自動車メーカーは、EV自動車で出遅れているのではなく、欧米、中国、韓国の自動車メーカーのような、電気自動車の駆動用バッテリーが原因の火災事故が発生したり、大規模リコールが起こるような不完全な代物は製造も販売もしない、というのが事実なのでしょう。
韓国LGが賠償、火災相次ぐGM電気車を米駐車場が出禁に 「大混乱が広がる」韓国紙
米国ゼネラルモーターズ(GM)が相次ぐ火災事故でシボレー・ボルトEVのリコールを拡大した中で、米国サンフランシスコの駐車場で、ボルトEV駐車を禁止する案内文が出たことが分かった。ボルトEVには韓国LGがバッテリーを供給しており、約2千億円とされる賠償額の相当額をLGが負担するとみられている。
韓国の自動車専門紙であるオートデイリー(9日)は、米SNS情報をもとに、最近サンフランシスコの屋外駐車場にボルトEV駐車禁止の案内が付いたと伝えた。案内文には、「顧客の安全のため:シボレー・ボルトEVの駐車を厳しく禁止します。準拠していただきありがとうございます!」というフレーズが書かれている。
GMは「ボルトEV」と「ボルトEUV」のバッテリモジュールの交換リコールを発表しており、車主にはバッテリー残量を90%以下に維持し、残りの走行可能距離が113km未満にならないように注意を呼びかけた。
GMは韓国LGエナジーソリューションが提供するバッテリーセルが適用された14万2千台に達する車両でモジュールを全て交換するには最大1年以上かかると見ており・・・
オートデイリーによると、「米国では、特定のモデルの駐車または充電禁止が大規模に行われるのは今回が初めて」であるとし、「他の車の所有者や充電ネットワークの間に火災の恐れを拡散させるからであり、これは保険費用を増加させる可能性があるとの懸念を生んでいる」と伝えている。
続けて同紙は、「シボレー・ボルトとボルトEUV所有者の30%がまだ充電容量の90%を超過して充電したり、推奨範囲より低く充電したりしており、場合によっては大混乱が広がる可能性があるとの指摘が出ている」と伝えた。
フランク・ロイドのエッセイ集
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