Johann Kaspar Mertz, Elegie、エレジー
ジョセフ・カスパー・メルツはオーストリア・ハンガリー帝国のギタリスト兼作曲家。1806年~1856年。十九世紀半ばに活躍した人です。生まれたのは今のスロバキア。東欧風というかジプシーミュージックの雰囲気が漂いますね。「Elegie = エレジー」です。菅田将暉 が『さよならエレジー』なんて歌ってますが、元々は、悲しみを歌った詩などの文学作品も含みます。語源は、古代ギリシアのエレゲイア(elegeia)。古い言葉なんですよ。
同じ曲をグロリア・エルガマルとアーシャ・セルティナで聴き比べてみましょう。
Gloria Elgamal, Johann Kaspar Mertz, Elegie
Asya Selyutina, Johann Kaspar Mertz, Elegie
どうです?エレジーを弾くとこういうなんともいえない表情になるんでしょうかね?
特に、グロリア、悲しみよりも陶酔、エクスタシーに満ちた表情で目をつぶって弾いてます。なんとも、曲もそうですが、グロリアの顔ばっかり見てしまう。エロい。
ギター・デュオ
女性同士のギター・デュオはいかがでしょうか?イザベル・シェルダーとエリシュカ・レンハルトバ。エリシュカがイザベルの方を切なそうに見るんですが、
イザベル、ガン無視です。私は、エリシュカがネコで、イザベルがタチという不順な想像をしてしまいました。
Duo Françaix (Isabella Selder & Eliška Lenhartová) plays Jean Françaix & Enrique Granados
Duo Françaix - I. Selder and E. Lenhartová - Danzas Españolas Op. 37 - No. II Oriental by Granados
Five Bagatelles - William Walton played by Isabella Selder | Siccas Guitars
イザベル、氷のように冷たそうな表情。いや、実際はそうでもないですが。笑うと可愛い。
Wolfgang A. Mozart - Rondo Alla Turca on a 10 string Guitar | Marina's Decacorde
さて、表情なし、なのが、Marina Krupkin、マリナです。有名なモーツァルトのロンド。ご存知でしょう。
Vals Op. 8 no. 3 by Agustin Barrios Mangoré | Katarzyna Smolarek
カタリーナも無表情ですね。
Valeria Galimova, guitar – "Prelude in c moll" by Augustin Barrios Mangoré.
ヴァレリア、薄暗いローソクをともした部屋で弾いていますが、ちょっと怪しげでこれもよろしい。
Youtubeで公開チャンネル
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フランク・ロイドの音楽(ギターソロ)
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作り方は「再生リストを作成して管理する」を参照。簡単ですよ。
フランク・ロイドの音楽
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