ともかくも、「ともかくも」が好き。(〜原詞と訳詞、結構違うぞシリーズ4を兼ねて〜)
今回は布施さんの歌う「ともかくも」という曲が大大大好き。というお話。(昨日(2024年2月3日)の府中レポはしばしお待ちください。)
「ともかくも」って何?という方へまずご説明すると、布施さんがコンサートで歌っていらっしゃる曲です。
実はカバー曲で、オリジナルはカリブレ50の「Aunque Ahora Estés con Él」という曲。2015年の曲の模様。
布施さんは割とここ最近歌われている印象で、歌唱を確認できているのは
の3ツアー。(ファン先輩の皆々様、他にあったら教えてくださいませ。)
ということで(どういうわけだ)、まずはオリジナルをお聴きください。
ミュージックビデオは何やら切ない感じ。
オリジナルの訳を訳してくださっている方がいたので引用します。
↑の訳詞を信じる前提で、一言でまとめると
「君は別の男のところに行ったけど俺はまだアキラめない!俺は君が好きなんだ!」という感じの曲ですね。(まとめが雑)
これが、布施さんにかかると↓になります。
なんかすごい壮大になっている気がします。(褒めています)
どこをどうやったら「可惜夜」とか「地平線」が出てくるんだ。(褒めています)
この曲で可惜夜という言葉を知った気がします。(本当に)
筆舌に尽くし難い、と言ってしまえばそれまでなんですが、これが生で聞くと本当に良いのです。力強さ。温かさ。明日に向かう力をもらえる感じ。
布施さんのお声がそうさせるのか、とにかく壮大。
そしていつも新鮮に驚いてしまうのは、オリジナルのメロディーをしっかり活かしつつ、また別の世界をしっかりちゃっかり作ってしまうその歌詞。
あくまで音楽について素人な私の感想なのですが、普通オリジナルがあったら、そのオリジナルの歌い方に引っ張られて、オリジナルで歌っている感じに合わせて歌詞を考えようとすると思うんですが、布施さんはいい意味でオリジナルに囚われていないのです。
これは外国語と日本語の特性をすごくよく分かっているからこそできるよなぁと。(なおこの曲のオリジナルはスペイン語)
以前書いたマッカーサーパークもそうですが、メロディと歌詞を分けてメロディだけのところから肉付けていくのが、ものすごく上手い。
どうしても版権やらでこうした曲は配信などでは流すのは難しいのか、布施さんファン仲間でもずっとこうした曲が音源化されるのを常に祈って願っているわけですが…。(なかなか実現はされない)
布施さんがこうして外国曲に訳詞をつけて歌われるように、外国の曲を自国の中にうまく取り込んで楽しむ、というのが本来の歌のあり方、楽しみ方だったのではないでしょうか。少なくとも昭和あたりではそうだったはず。
どこから音楽の著作権やらなんやらで、色んな縛りが出てきてしまったのか。インターネットの普及が原因の大きな一つだとは思いますが、他の人のものでお金儲けしようというような邪な心とかその辺りも原因かもしれません。それを布施さんは民度と呼ぶ。(多分。)
コンサートの中で、様々なことを憂いていらっしゃるような発言も布施さんがされていて、その中にきっと音楽の版権やらなんやらも含まれているのだろうなぁと思っています。(憶測に過ぎませんが)
やや愚痴っぽくなってしまいましたが、何が言いたいかというと。
とにかく「ともかくも」、ぜひみなさんに聴いていただきたい!」ということに尽きます。一回聴いたら脳内再生が続くこと間違いなしです。
聴いてみたくなった方がいらっしゃれば、現在のツアーにぜひご参加を!
2月〜4月、布施さん結構コンサートあります。
コンサート予定は↓でぜひチェック!
ということで、久々に好きな曲がたりでした。
<2024年3月9日追記>
ファン仲間の方の「ともかくも」再現動画が大変クオリティ高く感動レベルのため、ご本人にご許可をいただき、こちらに転載させていただきます。
終盤の「歌い続けて」の低音はじめ、再現度が高い…!布施さんへの愛をひしひしと感じます。ともかくもloverの皆様、ぜひお聴きください!