お菓子パッケージ界の新星
最近コンビニで見かけた感動したもの。
グリコ HOBAL(ホーバル)
POINT1 少ない情報量
こんなにシンプルなお菓子のパッケージって今までなかったですよね。以前からあった商品ですがパッケージをリニューアルしたそう。なぜこのパッケージに新規性を感じて、美しいなと思うのでしょう。
世の中のお菓子のパッケージは味の美味しさを知ってもらうために、たくさんの情報が詰め込まれています。例えば「カカオ◯%で大人の味」とか「宇治抹茶配合」などという文句が大きく配置されています。HOBALの表パッケージは必要最低限の情報しか書いてありません。イメージ写真もチョコレート一粒。余白に美味しさを伝える情報を入れたくなりがちですが、余白を生かしたデザインになっています。コンビニで買えるチョコなのに高級感のあるパッケージになっています。
こちらが以前のパッケージ。
とろ〜りソースや大粒など消費者が食べたくなるようなコピーを並べています。
新しいパッケージでは言葉で伝えるより、一粒大きなイメージ写真を載せることでとろ〜り感をビジュアルで伝えることに成功しています。
POINT2 日本のお菓子界へのチャレンジ
このようなシンプルなパッケージの企画を通すのはとても大変だったのではないかと思います。
明治から発売されているザ・チョコレートもかなり反響を呼びました。こちらもチョコレートの写真ではなく可愛いグラフィックのパッケージで若い女性に売れました。しかしなかなか社内では売れないと言われ続けたらしく世に出るまで大変だった商品らしいです。
まとめ
「専門店のチョコレートボンボン」のイメージとシンプルなパッケージがとても合っています。この商品が日本のお菓子パッケージ業界に与える影響が楽しみです。コンビニ行ったら買ってみようっと。
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