人材会社の価値はなんだ?(企業向け)
外国人採用に限らず、日本では様々な求人媒体・職業紹介会社が存在します。多少の差はあれども、そのコストは安くない場合が多く、どの人材会社を選ぶべきかに頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
そんな方へ向けて、ベアーズナビが考える人材会社の価値やその選び方ついてご案内してみようと思います。
■人材会社の価値
そもそも、人材会社は絶対的に必要なものではありません。人材会社を利用せずに採用に成功している企業も多くあります。その上で、あえて利用するメリットをあげるとすれば、下記の3つが考えられるのではないでしょうか。
①PR力
例えば、新卒で東大の学生を採用したいとします。しかし、いざ東大の学生を採用しようと思うと、それなりに獲得競争率も高いわけですから、東大の学生に伝わる企業の魅力を備えると同時に、それを十分に伝えられるだけの「PR力」が必要です。もし、人材会社や広告代理店の営業マンが自社の人事担当者よりも、東大生に響く言葉を持っているのであれば、コンサルタントに依頼した方が東大生が興味を示してくれる可能性は高いでしょう。
②専門性
採用を行うにあたっては、男女雇用機会均等法を踏まえた案内、内定出しのタイミング、内定通知書への必須記載事項、など知っておくべきポイントが幾つかあります(外国人採用の場合は特に多いです)。毎年、大人数の採用を行っている場合などは、人事部を立ち上げて内製化するなどの方法も考えられますが、その頻度や人数が少ないほど、専門性を備える人材会社に依頼した方が、リスクもなく効率的でしょう。
③マッチング率向上
人材紹介というビジネスモデルは、多くの場合が成功報酬型で行われるため、紹介者としてもマッチング率の高い人材を紹介しようと努めます。自社説明会や一次選考を簡略化して採用することができると考えれば、採用に関する時間を大幅に削減することも可能でしょう。
以上、人材紹介を利用するメリットの一例でした。採用業務をアウトソーシングするか内製化するかの違いですので、自社にとってどちらがが適正であるかを見極めながら利用していきましょう。