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現代病、スマホ腱鞘炎は早期に発見・対応を!

先日、右手の親指を使うような動作をした際に親指の付け根あたりに激痛が走り、病院を受診した結果、「スマホ腱鞘炎」でした。
一週間ほどですが手に負担をかけないように更新をお休みしていました。
今回は自分自身が経験したスマホ腱鞘炎について書き綴ります。


スマホ腱鞘炎とは?

スマホ腱鞘炎は、スマートフォンの使用により引き起こされる手や手首の腱に関連する炎症です。特に、長時間のスマホ操作や不適切な姿勢での使用が原因となることが多く、主に指や手首に影響を及ぼし、症状の進行とともに痛みや不快感を強く伴い、日常生活に支障をきたすことがあります。
スマホを持つ姿勢や指の使い方が悪いと、腱に負担がかかり、炎症が生じやすくなります。

具体的症状

  1. 手首や指の痛み
    スマートフォンの長時間使用により、手首や指に痛みを感じることがあります。特に、親指や手首に集中することが多いです。  

  2. 腫れや炎症
    痛みが長期間続くと、手首や指の関節部分に腫れや赤みが生じることがあります。この腫れは、腱鞘が炎症を起こしているサインです。

  3. 可動域の制限
    痛みや腫れがさらにひどくなると、手首や指を動かすのが困難になることがあります。特に物を持ち上げたり、曲げたりする動作で強い痛みを感じることから日常生活に支障をきたすようになります。

  4. しびれや感覚異常
    腱鞘炎が進行すると、手指にしびれや感覚の鈍さを感じることがあります。これは神経が圧迫されている可能性があるため、注意が必要です。

  5. 疲労感
     スマートフォンを使った後に手や手首が異常に疲れたと感じることがあります。これは筋肉や腱が過度に緊張しているためです。

対処法

もしもスマホ腱鞘炎の症状が現れた場合は、早めに休息をとりましょう。
早期の対処法として以下のようなものが挙げられます。

・使用頻度を減らす
・スマホを持つ手を定期的に変える
(できれば片手でスマホを持ち、もう片方の手の指で操作すると尚良い)
・ストレッチやマッサージを行う
・痛みがひどい場合は、冷やして安静にする

またスマホを使用する際の姿勢も、腱鞘炎に影響を与える要因となります。以下のポイントを確認してみましょう。

・スマホを持つ手の位置が高すぎないか
・手首が曲がっている状態で使用していないか
・長時間同じ姿勢を維持していないか

症状が改善しない場合は、専門医(整形外科)に相談することをお勧めします。早期に適切な治療を受けることで、より重症化するのを防ぐことができます。重症化した場合、手術となる場合もありますので放置することがないようご注意ください。

まとめ

スマホ腱鞘炎は、日常的にスマートフォンを使用する現代人にとって無視できない問題です。日頃から予防と早期発見に努めましょう。日常生活の中で、手や手首を大切に扱うことが、健康を保つ鍵となります。

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