親子でたどり着き築き始めた理想の暮らし / 塘田翔一さん
下川でのリアルな暮らしぶりを町内の方にお話ししていただくコーナー。今月は親子で神戸から引越し、地域の活動にも積極的に参加している塘田翔一さんです。
北海道との縁は、家族旅行で両親の新婚旅行先をまわったのがきっかけです。移住候補地をツーリングで父と周り、長年の夢だった北海道移住を実現するために動き始めたのが2022年でした。下川町を見つけたのはオンラインの移住サイト「SMOUT」(スマウト)です。
地域の魅力を伝えるのが上手な人がいるなと思い、下見をして2022年11月に神戸から引っ越しました。
仕事は町内で暮らし始めてから探して、谷組という下川町の会社に就職して仕事をしています。
神戸に住んでいたときは、寒くて冬は家に引きこもりがちでしたが、下川町ではスキー場も歩いていける距離にあるし、冬の過ごし方の楽しみが増えました。
商工会青年部にも入って地域の夏祭りやアイスキャンドルミュージアムというイベントで出店のお手伝いもしましたね。
町内のスナックで知り合った方と仲良くなって、ツーリングに一緒に行ったり、飲みに行ったりしています。
もともとあちこちを旅したりゲストハウス巡りをしたりして、その地で出会う人と話したり交流したりするのが好きでした。
移住してきたばかりの人と、ずっと下川町に住んでいる人たちが交流できる「タノシモカフェ」というイベントも月1で開催されていることもあって、神戸に暮らしていたときとはまた違う人間関係が広がるなと思います。
こちらに来てから空き家を見つけて購入したので、春になったら引っ越す予定です。畑もあるので、野菜を作ってみたいなと思っています。
夢だった北海道暮らしを、これから形にしていくのが、今から楽しみです。
Interview:立花 実咲