空き家はあるのに住める家がない?! その理由|ベアラボ活動レポート #8月
こんにちは。ベアラボ事務局です。
夏真っ盛りの8月、今年の下川はとってもアツかったです。
下川史上最高気温の37℃(当日全国2位)を記録したこともそうですが、感染対策に気をつけながら、ビアガーデンや野外映画上映、下川神社祭など、大人も子どもも楽しいイベントがたくさん開催されました。
これから秋に向けて、一気に森が色づく季節で楽しみです。
そんな9月始めの下川町からお届けします。
▼先月の活動レポート
今回もベアラボ内で公開&ディスカッションされたテーマを、いくつかピックアップして、ちょっぴりご紹介します!
「空き家はあるのに家が足りない」?
ベアラボの中でも何度も紹介している、空き家の話。
未利用物件はたくさんあるのに、なぜか「家が足りない!」という声は絶えません。
「家が足りない」という声が示しているのは、厳密に言うと「(すぐ住める)家が足りない」現状。
探している人が想像しているよりも、家や土地が購入できる形に整うまで、時間がかかってしまうのです。
ちなみに「空き家バンクはないの?」という質問もいただきますが、あります!
けれど、閲覧できる物件は、少ししか掲載されていません。
その理由は、売りたい物件数に対して買いたいニーズのほうが多く、掲載を待たずにマッチングが成立してしまうことがほとんどだからです。
需要と供給がアンバランスなのが、今の下川の課題ポイント。つまりは、地域に入り込むスキマでもあります。
町内を歩き回って情報を収集し、相続や家財処分など、こまごました問題を一つずつ根気強く解決できる人材がいると、ただの空っぽの空き家が、住める空き家に変化し、需要と供給のバランスが改善されるかもしれません。
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“どうしたら実現できるか”を考える、下川流・起業支援
下川町では、地域住民の暮らしに必要な業種を維持・確保するために、1業種1事業所を目標として、2011年に起業家支援制度を創設し、起業する方へのサポートをおこなっています。
実際、新型コロナウイルスが蔓延した2020年度に、開店・起業した方は、なんと3事業者さんもいらっしゃいます。
たった人口3,200人の地域に、3事業も創出できたのは、ご本人たちの努力や熱意、行動力はもちろん、応援する下川町の風土も影響しているのではと思います。
風土という抽象的なイメージだけでなく、行政のサポートも充実しています。
新しいビジネスを始める際、どうしてもリスクを考えて怖気付いてしまいますが、下川町では「どうやったらリスクを抑えて夢を実現できるか」を一緒に考えてくれる人が、たくさんいるのです。
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ベアラボ限定のオンラインイベントを開催しました
8月27日の19時から1.5時間、ベアラボメンバー限定のオンラインイベントを開催しました。
8月から、毎月テーマを決めてベアラボメンバー限定のイベントを開催しています。8月のテーマは「地域課題」。
先ほどご紹介した、空き家の流動化に関するディスカッション。
オンラインイベント当日は、「空き家掲示板」の家いちばというサイトの情報提供や、町で物件を買い取ってお試し移住シェアハウスにするなど、町外の方ならではのアイディアがあれこれ生まれました。
イベントに参加した町の空き家担当者も「下川を応援したいと言ってくれる人から、活発な意見をもらえて楽しかった。これからもこのような機会を大事にしていきたい。」と言っていました。
地域課題に対して、雰囲気よく議論ができて、充実した時間になりました。
ベアラボメンバーになる方法
現在20名ほどのベアラボメンバーが参加しています。もし少しでもご興味を持ってくださった方は、規約を必ずご一読いただき、以下の参加フォームよりお申し込みください!
【ご利用規約】
「シモカワベアーズラボラトリー」ご利用規約
【申し込みフォーム】https://share.hsforms.com/1T0m4LNKTRfSgbzs6vbxcJQ57h41
【プラン】
※noteのマガジンを利用しています。
【参加特典】
毎月、SNSやメディアの出てこない、マニアックな下川のナマの情報をお届けするニュースレター「B面しもかわ」をお送りしています。時には季節に合わせたお土産も一緒に届くかも……? また、下川の風景を切り取った、オリジナルカレンダーも同封しています!
【参加にあたっての諸注意】
・参加にあたり、下川町へ行ったことがあるかどうかは関係ありません
・規約に同意できる方のみ、ご参加可能です
【お問い合わせ】
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
01655-4-3511
info@shimokawa-life.info