見出し画像

元下川商業生のインタビューやスポーツにまつわる地域課題を紹介!協力隊の活動内容も|ベアラボ活動レポート #2月

 こんにちは。ベアラボ事務局です。

 氷点下を上回る日が増え、体感的にも春を感じる季節になりました。雪解けと共に、冬の間おとなしかった動物たちが森の中で動き出し、植物も芽をのぞかせ始めます。

 動物の足跡を見つけたり、気温に合わせた雪の溶け具合だったり、野菜の種を蒔いたり、山菜を取りに行ったりと、下川の自然近くの暮らしは、都会以上に季節のうつろいを感じますね。

 徐々に人間たちも活動的になり始める、そんな3月の下川町からお届けします。

▼これまでの活動レポートまとめ

(1)札幌から下川へ。片道1.5時間通勤が、今ではたった5分!

 下川町の住民の暮らしぶりをご紹介する「しもかわ人名鑑」。

 2月にご紹介したのは、札幌から移住してきた大松直矢さん。現在、観光協会で働いています。

 大松さんは、下川商業高校のOBでもあります。高校生だった当時から、下川町の「挑戦する人を応援する風土」を肌で感じていたと言います。

 隣町の名寄で生まれ育ち、下川商業高校に通っていたんですが、所属していた写真部で卒業式や最後の授業の撮影を任せてもらえていて。また、陸上をやりたいと相談したら兼部の許可が出たりと、当時からやりたいことを全力で応援してくれる風土を感じていました。

やりたいことを全力で応援してくれる下川は人付き合いもバランスのいい距離感|しもかわ人名鑑

 人口が少ないからこそ、一人ひとりの存在感が強く、頼り、頼られで成り立つ部分も多い町。けれどベタベタしすぎないのが下川の良さでもあり、大松さんも「絶妙な距離感が心地いい」と話します。

 もともと下川町と縁があった大松さんだからこそ、説得力のあるエピソードが目白押しです。ぜひご一読ください。

(2)起業型地域おこし協力隊「シモカワベアーズ」の活動報告

 2017年度から募集・採用している、起業型地域おこし協力隊の「シモカワベアーズ」。現在は3名の現役ベアーズが、活動しています。

 近日、アロマと漢方を扱うお店を町内でオープン予定の塚本さん、一棟貸しの宿泊施設をオープンし、町内をより楽しむメニューを開発中の大石さん、映画館開設を目指し、数々の映画イベントを企画している安倍さんの3名です。

 それぞれどんな活動をしているのか、定期的にご紹介しています。

(3)子どもたちがスポーツに触れる機会を増やすには?

 20年前の下川町では、13のスポーツ少年団が活動していました。最近は、子どもが減って団体スポーツができなくなったり、指導者不足だったりで、子どもたちが団体スポーツを楽しむ機会が減少しています。

 現在活動中のスポーツ少年団は、5団体。スキージャンプ、野球、剣道、サッカー、柔道です。
 
 それぞれ子どもたちの増減はありますが、近年特に人数が減っているのは、野球です。一時的に人数が足りず、試合に出場できない、試合当日に助っ人を頼んで出場する、といったことが起きています。

 こうした事態を防ぐ、もしくは子どもたちにとってより良い環境を整えるには、どういう工夫が必要か、議論の余地がありそうです。

(4)冬の運動不足解消法、求ム!

 下川町の冬は、真っ白な雪景色を楽しめます。ですが、寒さと雪ゆえに外出が億劫になる方々も。特に年配の方々は、滑って転ぶのを恐れ、室内にこもりがちになります。

 けれど運動しないと足腰が弱り、雪解けの頃にはますます外出する気力が失われてしまうかも。こうした事態に対して、冬の外出を、安心して楽しめる工夫が求められています。

(5)旬を詰め込んだ手作り新聞&カレンダーをプレゼント

 毎月、下川町の暮らしぶりが伝わる写真を使ったカレンダーと「B面シモカワ」という新聞を、ベアラボメンバーへお届けしています。

  3月の写真は、1〜3月の満月の日だけ開催される「NPO法人森の生活」が主催のイベント「ムーンウォーク」で撮影されたもの。

 「これを見ることができたら、幸運が訪れる」とも言われている、あの景色を写真にしました。詳しくはリンク先をチェック!

(6)ベアラボ体験入部イベントを開催しました!

 シモカワベアーズラボラトリー、通称ベアラボはマガジン加入者限定で、毎月下川町の課題や悩みをトピックに挙げ、オンラインミーティングを行っています。

 また、今回は「ベアラボに興味があるけど、参加する勇気が出ない」という方にも体験入部してもらえるイベントを開催しました。

 ミーティングのテーマは「少子化が進む地域の運動・スポーツについて」。

 初めましての方も16名が参加。大人も子どもも参加できる「身体を動かすことを楽しむ」サークルの立ち上げというアイディアや、有名な選手を呼んでスポーツ自体に興味を持ってもらう意見が飛び出し、楽しいミーティングになりました。

ベアラボメンバーになる方法

 現在10名ほどのベアラボメンバーが参加しています。もし少しでもご興味を持ってくださった方は、規約を必ずご一読いただき、以下の参加フォームよりお申し込みください!

【ご利用規約】
「シモカワベアーズラボラトリー」ご利用規約

【申し込みフォーム】
https://share.hsforms.com/1T0m4LNKTRfSgbzs6vbxcJQ57h41

【プラン】

【参加特典】
 毎月、SNSやメディアの出てこない、マニアックな下川のナマの情報をお届けするニュースレター「B面しもかわ」をお送りしています。時には季節に合わせたお土産も一緒に届くかも……? また、下川の風景を切り取った、オリジナルカレンダーも同封しています!

【参加にあたっての諸注意】
・参加にあたり、下川町へ行ったことがあるかどうかは関係ありません
・規約に同意できる方のみ、ご参加可能です

【お問い合わせ】
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
01655-4-3511

info@shimokawa-life.info

text:misaki tachibana , megumi kojima

いいなと思ったら応援しよう!