飲食店の高齢化をどう乗り越える?【チラ見せ】ベアラボ活動レポート #5月
こんにちは。ベアラボ事務局です。
ベアラボは、2020年3月からスタートした、有料オンラインコミュニティです。
noteのサークル機能を活用して「こうなったらいいな」「こんなものがあったらいいな」といった、課題という名の余白を、毎週公開しています。
ベアラボメンバーは、日本はもちろん海外在住の方々もいらっしゃいます。
「自治体が、自分たちのマイナスになるかもしれないことを公言していいの?!」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、わたしたちはなるべく一緒に考え、行動する人を増やしたいという思いで、ベアラボを始めました。
新しいことを始めたり、地域の余白に飛び込んだりするうえで、いま現地では何が求められているのか、関わりしろはどこにあるのか、事前に知っていれば、自分が何をやりたいか、何ができるかがイメージしやすくなると考えたからです。
とはいえ、すべてをクローズドにしてしまうと、もはや秘密結社。
「何をしているのか分からない」と、不安をあたえてしまうのも事実。
……というわけで、今月からベアラボ内で公開&ディスカッションされたテーマを、いくつかピックアップして、ちょっとだけお見せします!
ビジネスの種を探している方や、地域との関わり方を迷っている方、「下川町に行ってみたいけど今は動けない」と、もどかしい思いをしている方、ぜひご覧くださいね。
***
1. 町内飲食店の高齢化
下川町の飲食店は、現在25店舗あります。スナックを含めると32店と、人口に対してたくさんのお店があることが分かります。
けれど、それらの女将さんやマスターの60パーセントは、60歳以上。
10年後、同じようにお店が元気に営業しているかというと、必ずしもすべてではありません。
飲食店は、下川の人々にとって憩いの場であり、心の支え。
こうした個人営業のお店の高齢化が進むのは、北海道ならではの風土が影響しているかもしれません。
*詳しくはこちら(サークル加入のベアラボメンバーのみ閲覧可)
2. 高校の選択肢が少ない
下川町は人口3,200人弱の町。ですが、下川商業高校という高校が、一つだけあります。
隣町の名寄市(なよろし)には、名寄高校と名寄産業高校があり、下川からバスで通学する生徒さんもいます。
けれど、この2校は令和5年に統合する方向で、調整が始まっているのです。
下川や名寄以外の町にも高校はありますが、名寄駅から旭川駅まで通うとなると24,720 円 /月+片道90分、下宿するとなると食費等込みで平均7万円/月ほどの出費になります。
進学先の選択肢が少ないために、教育格差へつながっている部分も否定できません。
とはいえ、コロナ禍でオンラインの授業もめずらしくなくなり、オンラインの高校も存在します。
こうした仕組みがマイノリティではなく、当たり前に選択肢の一つになることが、新しい未来を拓く一歩になるかもしれません。
*詳しくはこちら(サークル加入のベアラボメンバーのみ閲覧可)
3. 雪解けとともに現れる、ゴミの問題
下川町の一年の半分は、冬と言っても過言ではありません。
雪景色はうつくしく、毎年うっとりと新鮮な気持ちで冬を過ごすのですが、雪解けが進むと秋以前に放置されていた景色があらわになります。
その一つが、ごみ!
ポイ捨てされた、弁当や飲み物のごみや、不法投棄された家電などが、雪解けとともに姿を見せます。
できることなら、そのまま見なかったことにしたいモノではあります。
不法投棄された空き缶・空き瓶・ペットボトルの回収実績は、平成17年度のピーク時で、約13,500本、令和元年度で4,200本と減少傾向にはあります。
とはいえ、対処療法ではなく、根本的に、ごみが捨てられないような仕組みや動きは、どう作れるのか。工夫のしがいが、ありそうです。
*詳しくはこちら(サークル加入のベアラボメンバーのみ閲覧可)
***
ベアラボは下川町の「課題=余白」が知れるコミュニティ
ここでご紹介したトピック以外にも、
・林業に関する人手不足をどうしたらいいか
・Uターン者を増やすには?
・託児サービスを充実させたい!
・いろんな事業承継の方法
などなどをご紹介しています。
下川では、まだまだ「もっとできる」ことばかり。足りないことは、伸びしろでもあります。
ぜひベアラボのメンバーになって、下川町の新しい一歩を一緒につくりましょう!
ベアラボメンバーになる方法
現在20名ほどのベアラボメンバーが参加しています。もし少しでもご興味を持ってくださった方は、規約を必ずご一読いただき、以下の参加フォームよりお申し込みください!
【ご利用規約】
「シモカワベアーズラボラトリー」ご利用規約
【申し込みフォーム】https://share.hsforms.com/1T0m4LNKTRfSgbzs6vbxcJQ57h41
【参加費】
月々1,000円
noteのサークル機能(トピックごとに掲示板を作り、そこにコメントする形でのご参加になります)
【参加特典】
毎月、SNSやメディアの出てこない、マニアックな下川のナマの情報をお届けするニュースレター「B面しもかわ」をお送りしています。時には季節に合わせたお土産も一緒に届くかも……? また、下川の風景を切り取った、オリジナルカレンダーも同封しています!
【参加にあたっての諸注意】
・参加にあたり、下川町へ行ったことがあるかどうかは関係ありません
・規約に同意できる方のみ、ご参加可能です
【お問い合わせ】
下川町産業活性化支援機構タウンプロモーション推進部
01655-4-3511
info@shimokawa-life.info