自分に素直に無理なく過ごす
下川町に移住してきた方に、地域でのリアルな暮らしぶりをうかがう「しもかわ人名鑑」。
今回は町内のNPO法人「森の生活」で働く長尾綾さんです。(2020年8月取材)
下川に来たのは、転職がきっかけです。札幌出身ですが、転勤族だったからか他の町へ引っ越すことにあまり抵抗がなくて。
移住する前は、一日のほとんどが仕事で終わるような生活でしたが、仕事も暮らしも森に近いところ変えたくて新しい仕事を探し始めました。
私の中で「自然=森、木」というイメージがあり、森林を通じて子どもたちと触れ合ったり「みくわヶ丘」という町民に開けた森を管理したりする「森の生活」の仕事が、ピッタリだと思いました。
移住して1年と数ヶ月ですが、山菜や雪板、今の時期はきのこ観察など自然にどっぷり浸かっています。
自然に近いほうが自分らしくいられるなと思い、環境を変えたくて下川に来たので、毎日楽しいですね。
以前は、忙殺されて自分が感じていることを放置しがちでしたが、最近は自分に正直に無理なく過ごせていると感じます。
人生、一回しかないんだし、頭で考えすぎて不安になったり悩んだりするより、楽しいとか好きだなと感じることをやりたいと思っています。
Interview:立花 実咲