ありがとう。
今までの人生で うちに猫がいなかったことがないくらい 猫との暮らしが当たり前になっています。
別れもたくさん経験してきました。
かなり長い間 気づかなかったことがあります。
最期を看取るたび 私はこの子を しあわせにできたのか? そう考えていました。
もう 数年前のことになりますが 目の前で突然 倒れて そのまま息を引き取った子がいました。ほんの一分前まで普通に元気にしていたのに…。
人間でいうなら心筋梗塞とか 突発的なものなのでしょうね…。
あまりにも急で衝撃的な出来事だったので 自分のなかで消化するのに かなり時間が必要でした。
同じことを繰り返し自問自答する日が続きます。
あんなお別れになったけど あの子はしあわせだったの?
ある日 答えがみつかりました。
うちには ほかに同居猫が二匹います。その子たちを見ていて気づいたのは
猫たちに しあわせにしてもらっているのは私の方 という答えでした。
そんなことにも気づかないくらい 私の感覚は麻痺していたのかもしれません。
あなたは しあわせだったの? そう思えるのは私がしあわせだから。
なので 言わなくちゃいけないのは うちの子になってくれて ありがとう。しあわせな時間を ありがとう なのでした。
だからこそなのですが 今 猫たちと暮らしている方 これから猫を迎えようとしている方々に知って欲しいのです。
猫たちは人をしあわせにしてくれます。
だから 惜しみなく愛情を注いであげてください。
品種も生まれも関係なく どの子も かけがえのない存在です。
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