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【本紹介】

「縁結びカツサンド」冬森 灯

タイトルに食べ物が書かれていると、必ず手にしてしまう位食いしん坊な私。この本はオマケに表紙の絵がとても美味しそうで、素敵で温かくて買ってしまいました。

駒込駅そばの商店街でパン屋を経営している3代目和久さん、同級生で精肉店の賢介さん、妹のすずちゃんが、それぞれのお店の事を考えながら、そして商店街を盛り上げようと奮闘していくお話。

先にこの本を手に取った理由をお話しましたが、もちろんサラッと内容も読んで、手に馴染むか、紙質…などなど吟味したのですが、読み進めていくうちに駒込駅のパン屋さんという事が分かり、余計に熱が入ってしまいました。
何故なら、地元なのです!そして私は昔、パン屋でアルバイトをしていた事がありました。

今、現在でも駒込駅付近には数件パン屋さんがあり、幾つか商店街もあります。内容も勿論楽しくて、何度も電車の中でニヤニヤしたり、感極まって泣きそうに何度もなった位だったのですが、詳細な描写(駅前、染井霊園、商店街で開催される祭り等)が出てくるため、「どこのパン屋の話??」と道に逸れる事もしばしば…。しかし、私が知っているパン屋さんにはこの「縁結びカツサンド」みたいな物は無かったような💦💦
まぁ、あくまでお話なので実在はしない方が当たり前なのですが、本気で探したくなる程美味しそうなパンばかり出てくるのです!
出てくるパンは美味しそうだし、登場する方々も皆さん温かい人達ばかりで、これはもうカツサンドを食べるしかないです。昔、パン屋さんでバイトをしていた事もあり、趣味でパンを焼いていた事もあるので久しぶりに作ってみようかな。

食事をした後でも、この本を読むとパンを食べたくなる位美味しそうなパンが出てくるので、食事前に読む事をおすすめします。貴方はどのパンが食べたくなりましたか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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