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【健忘録】 吉野家の牛丼の味を再現してみた

こんにちは。
私は現在フィリピンのセブシティで生活をしてみています。

そこで恋しくなるのは日本の食事ですね!

と言うわけで、今回は牛丼を作ってみることにしました。
しかし、実際に計画をしてみると簡単じゃない!!

しかし、僕は行くのです。
instant potで圧力調理すれば牛丼なんて余裕です。(違いました)


計画編(美味しい薄切り肉が見つからない問題)

まず第一にフィリピンでは、美味しい牛肉が少ない
そして牛丼やしゃぶしゃぶに使いやすい薄切り肉も少ない

モールを数ヶ所回るも、期待していたお肉が見つかりません。

色々とネットで調べていると、1件だけ期待できそうな店が見つかりました。

"Please  make beef very tin slice for shabu shabu" お願いしたら激薄スライスをしてくれました。
見た目からも美味しそうです。(写真撮り忘れた)

計画編(調味料の dasida が見つからない問題)

多くの吉野家再現レシピでは韓国の調味料の ビーフダシダ が使われています。
しかし、近所の店では見つからない!

こんなところで停滞するわけにはいかないのだ。
またネットサーチ&AIを駆使して代替品を考える。

https://www.knorr.com/ph/p/beef-cube.html/04800888601001

クノールのビーフコンソメだ!
これなら近所で売っているぞ。
きっとこれでいける。多分。きっと!!

計画編(残りの調味料は全部町屋マート様で!)

醤油、味醂、ほんだし、、、あとなんだっけ?
白ワインは、、、Ayalaで買えるな。カンガルーの絵のやつにしよう。残ったのは飲めるし。
砂糖、、、ある。

りんご、、、りんご!?
Ayalaで買えるな。

玉ねぎ、、、これはなんとでもなる。その辺で買おう。

そうだ、圧力かけたらアク取りできないじゃん。
Ayalaのdaisoでアク取りシートを発見!
よし、これで自動調理できるぞ。(違いました)


レシピ (肉3kgの場合)

牛バラ薄切り 3 kg
玉ねぎ 3- 400 g (適当)
水 180 x 5 = 900 cc
醤油 360 cc
みりん 180cc
砂糖 おおさじ 5
ほんだし 8g (スティック1本)
クノール ビーフキューブ 2個
りんご 1.5個すりおろし (多分350gくらい)
にんにく 0.5個 薄切り (中の粒で言うと 3 - 4個?)
生姜 4センチくらいの欠片をすりおろし

って、おいおいおい!!
そんなに大量に作って誰が食うんや?

よ、よし300gのレシピも作ってみよう

レシピ (肉300gの場合)

牛バラ薄切り 300g
玉ねぎ 100 g (適当1個くらい)
水 100 cc
醤油 36 cc
みりん 18cc
砂糖 おおさじ 0.5
ほんだし 1g (スティック1/10 本)
クノール ビーフキューブ 0.2個
りんご 1/4個すりおろし (多分35gくらい)
にんにく 少々 (中の粒で言うと 1個?)
生姜 少々をすりおろし


調理編 (誰だ圧力調理で手間要らずとか言ったの)

はい!
僕です。
はい。石を投げない。危ないから物を投げない

あ、こら痛い。痛いからやめなさい!

結論から言うと、アク取りたいし、脂もめっちゃ取ったほうが美味しいので、圧力調理は無しです。
そもそも、6qtのinstant potに3kgの肉を入れると蓋が閉まりません。(事件参照)

超省略すると下記の手順

・玉ねぎをくし切りにする
・にんにくを好みで切り刻む
・レシピの調味料&ワインを全て鍋に入れる
・リンゴ&生姜を擦りおろして鍋に投入

・ひと煮立ちさせる(2 - 3分)
・味見して好みに調整する(この時点で食べたい濃さくらい)
 肉を入れると薄まり、多少煮詰まって濃くなり、結果同じ濃さに

・強火にして肉を投入
・沸騰し始めたら中火
・15分ほど煮込む(アクと余分な脂を取る)

・美味しく頂く。


調理手順、蛇足含むバージョンが始まります。

調理 蛇足編

興味のない人は読まなくて大丈夫です。

当初の予定では圧力調理15分で完成予定でしたが、購入した肉の質が良く圧力をかけるのが勿体無いと感じたのと、3kgの肉と各種調味料を入れたら 6qtの instant pot がパンパンになってしまって蓋が閉まらなくなりました

まずはレシピに合った肉以外の具材を全て鍋に投入して軽く煮立たせます。
3分ほど煮立たせるとワインのアルコールが飛んで味が落ち着きました。

友人と数人で調整したところ、この時点で塩気が足りない気がしてしょうゆを追加しました。(レシピには反映済み)

なんだかフルーティーで、本当に吉野家の味になるのか不安な味です
ワインが甘かったか?
いや、砂糖は要らなかったんじゃないかよ?おいこら??

と、楽しく戯れながら味の調整をしました。

タレが煮立ってきたので、いよいよ肉を投入します。


・・・事件です。

1kg よしよし。美味そうだ。
2kg あれ?なんか、鍋のサイズが足りないような。
2.5kg おいおいおーい溢れるよ?
3kg なせばなる。なさねばならぬ。合掌。

強めに沸騰させると鍋からタレが溢れます。
なんならアクを取ろうとオタマを入れたら溢れました。

instant pot は炒め強にセットして、お肉さんたちにも熱を入れていきます。
沸騰してきたら 炒め中 にモード変更。
ひたすら浮き上がってくる余分な脂とアクを取り除き続けます。

肉を入れてから15 - 20分ほどすると、脂とアクが収まってきました。

味見をしてみると・・・っ!?!?

あ、これマジで吉野家だ。

りんごとワインが吉野家の味作ってたんだ。(妄想)

AIに作ってもらった、何かが違う画像って良いですよね。
僕は好きです。
でも、こんなんじゃなかった。でも好きです笑

妄言はさておき、なかなかの再現度でした。

英語バージョンも書いて、このレシピをセブに広めようかな。
もし試してみたくなった人がいたら、やってみてねー

じゃあねー

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