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日本株カタリストカレンダー

マーケットの振り返りをポイントポイントで更新します。

2022年8月

26日 ジャクソンホールで市場急落。
学生ローン返済延期 → 労働需給逼迫 → 賃金上昇 → サービスインフレ → 金利上昇 → 円安

2022年10月

21日 Nickの記事でFed Pivot観測。金利低下のリスクオン相場。

2022年11月

米消費者物価上昇率が市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げペースを鈍化させるとの見方が強まり、米長期金利が大幅に低下したことを好感して、大きく上昇

2023年1月

年後半には利下げに転じるとの思惑からゴルディロックス相場へ

2023年2月

強い雇用統計の発表で年後半の利下げ期待は後退。金利上昇を伴って上値の重い展開。

2023年3月

SVB破綻など金融不安への懸念が強まった。一時はリスクオフとなるも、利下げ期待でグロースが買われる場面もあった。

2023年4月

インフレ鈍化で底堅い推移。バフェットの商社株への投資表明もあり、バリューが優勢な展開。

2023年5月

APACの投資家から日本株にインフロー。中国回避の動き。バリューとブルーチップ銘柄が買われる。

2023年6月

16日 調整開始。年金のリバランスや配当の付け替えなど。
23日 JSRのTOB報道で半導体材料が全面高(次の日は、地合い悪く売られる)
28日 資金戻る。グロース主導。

2023年7月

4日 売り。バリュー主導。
5-6日 分配金捻出警戒売り。
8日 分配金売りの予想
10-12日 捻出売り終わっても相場弱い。
13-14日 PPIとCPIの鈍化に伴い、買いが入る。一方で、年金のリバランスが終わっていないのでは?という声も。小売の決算総じて良い。
17-18日 資金戻る
21-22日 ディフェンシブ一色。ASMLの決算を受けて、半導体株総崩れ。
28日 日銀YCC修正報道により株安。バリュー優位(金融・陸運)。為替は出尽くしでなぜか円安へ。

2023年8月

2日 8月入ってから厳しい。決算はおおむねトヨタ系、造船、電力が強い。段ボール値上げでレンゴー、ポテチ値上げで湖池屋の好決算は驚いた。調味料系は値上げとおらず厳しい。鉄鋼はスプレッド拡大ですごい。日東紡績などAI関連は業績悪くても上がる。
12-18日 夏休み相場で下落。バリュー・ディフェンシブ優位。
26日-28日 夏休み明け。グロース優位。Nvidia決算で半導体上。翌日はジャクソンホール控えて手仕舞い。
29日 ジャクソンホールは無風
30日 JOLTSがコンセンサスミス。グロースシフト。

8月のラップアップ
8月の日本株のパフォーマンスはTOPIXが+0.4%、S&P500の-1.8%、STOXXの-2.8%をアウトパフォームした。セクター別には、エネルギー、電気ガス、不動産、自動車がアウトパフォームした一方、期待で買われていた半導体・電子機器が調整、中国景気の先行き懸念から機械・鉄鋼株が売られた。

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