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チョコレートで起業する!神戸大学大学院博士後期課程在籍学生の挑戦⑰

こんにちは、Bean to bar chocolate NAGANO代表の長野です。

前回は、食べ物を扱う場合、保健所の検査を受ける必要があり、そのやりとりを書きました。

①店舗改装

本日は、店舗の工事が徐々に進んでおりまして、現在こんな感じです↓

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素敵なお店になりそうで、大変ワクワクしております!!!

8月8日にオープン予定。

カカオの個性を最大限引き出したビーントゥバーチョコレート、世界で金賞を受賞するマーマレード、濃厚なジェラートを用意して、ご来店お待ちしております^^


②事業を作るにあたって考えている事

私が事業を始める理由は、伝えたいことがあるからです。

(自分を含め)個性を発揮して生きていこう!

では、なんでそのように思うのか説明します。


そもそも僕たちは、士農工商で生まれながらに生産手段を持っていた(構想と実行の一致)。例えば、農家に生まれたら、農業をやるという生産手段、いつどのように畑を耕し、誰に成果物を売るか自分で決めていました。


しかし、それがなくなり、自分で雇い主を探し、生産手段を選択するようになったわけです。それは、一見自由だけど、生産手段を持たないから自分を売るしかないわけです。


以前は、自分で仕事を考え、実行していたが、今は資本家の命令に従い、実行する「のみ」になっていきました。

そして、自分で仕事を選ぶからこそ、自負や責任を抱え、より資本家にとって従順な社員となっていきます。

機械やAIの発達によって、労働内容から自由になっているようで、重要な仕事を機械が労働してくれる。つまり、人々は、成長の機会を奪われ、おもしろくない仕事ばかりしなくてはならなくなりました。

例えば、組織に属していると組織に命じられた仕事を行うのが当然ですよね?そこで自分は、こう思うからこんなことしてみた!と構想と実行を行っても、組織に認められません。


つまり、組織に属していると自分の個性を自由に発揮することは、抑制され、命令に従うばかりになります。


でも、本当は、それぞれの人がオリジナルの個性(自分らしさ)を持っていて、それを発揮していける社会であれば、よりよい社会が実現できるのではないか。


話を元に戻すと、構想と実行の一致こそが人間らしさであり、人を人にしていくんじゃないだろうか。

わかりやすくいうと、自分はこうなりたい、こうゆうことをしたいと打ち出し、それに向かって活動していくことが人として本来あるべき姿ではないだろうか。


問題は、人を人にしていく構想と実行が分離してしまった社会を、大勢が足立前のように受け入れていることであると考える。


私は、資本主義社会の進展で資本家を肥えさせるだけの単なる労働者が、自分の将来プラン、考えを実現していくためには、個性(自分らしさ、自分の核となるもの)を発揮していく必要があると考えます。


そこで、自分で証明したいと思い、事業を作ることとしました。


だから、私は「個性を発揮して生きていこう!」というメッセージ。事業を通じて、伝えていきたい。


まずは、自分が個性を発揮して生きていくことで、周りにいい影響を与えたい。

一人でも多くの方が、自分らしく生きれる社会を実現したい!そう願っています。

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ここまで読んでいただきありがとうございました!

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私は,厳選した珍しいカカオ豆からチョコレートを作ります。モノづくりという手段を通じて自己表現できるような社会を実現したいです。