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自己紹介:なぜNOTEを書き始めた?
ピーナッツバター(PB)が大好きなのです。大好きなものに理由はありません。ただ、口に入れて、喉越しを味わうとそれはもう、幸せでたまらない。。。生物の本能にリーチしているのかな。それが私の作る、私の大好きなPB。もちろん原料は千葉県産の落花生。私なりに、こだわりがあるので、私のピーナッツブランドを作りたいという思いが、アメリカとイギリスの留学を経験し、帰国した今、時が来たかも、というタイミングです。
これまでの私
約10年、イタリアと英国それぞれののファッションブランドでマーチャンダイザーを経験。売り上げ分析、市場調査から始まり、年に4回ファッションウィークに本社へ買い付け、商品開発、売り上げ予測、マーケティングと販売計画立案、商品のスタッフへのトレーニング、といった一連のマーケティング活動にかかわる業務を経験。体力的に非常にハードな業務ですが、チームを超えた協力なしではゴールに辿り着けない仕事でした。そのため、ターゲットにリーチした時の仲間と分かち合う喜びはひとしお。とてもエキサイティングな仕事です。
さらに、高級ファッションブランドのマーチャンダイザーの醍醐味は、ブランドの個性とマーケットとの関係を最適化するために尽力することです。
ブランドの個性を、絶妙に整えてマーケットフィットさせることは、売り上げのベースを作り認知を広めるために非常に重要。一方で、圧倒的で強烈なブランドの個性をマーケットに知らしめ、消費者を陶酔させることは、そのブランドにしかできないことであり、マーケットシェアを獲得するために重要な戦略。時代、ターゲット層のニーズをよみとり,この二つをうまく舵取りすることが、社会で必要とされる存在であり続けることができるかの、肝になります。
そうした中、「目まぐるしく変化する消費者心理の理解を深めたい。これこそが、ずっと切望していたおとなの大学院留学で探究したいことだ」と確信し、2019年9月からイギリスへ大学院留学。2020年12月に心理学部行動経済学修士課程を卒業し、帰国しました。
現在の私
自身が作る自家製PBに、惚れ込んでいます。こってり,滑らかで、艶やか。香ばしく、滋味深い。砂糖や保存料、添加物は一切不使用。他ではみつけられないものが,出来上がりました。
これからの私
落花生は低GI食品。ピーナッツバターは血糖値をゆっくーーーり上昇さるので、食前に摂取することで、血糖値の急激な上昇を防ぐという研究結果があります。これは、糖尿病のリスクや症状を緩和する可能性があることを示唆しています。(Jiang, 2002) 体に負荷をかけない食事を、働き盛りの30代から習慣化することに貢献したいと考えています。
毎日摂取することになる食品の原料については、徹底的にこだわりたいです。各種ブランド品種(千葉半立、Qナッツ、中手豊等)のある千葉の落花生の収穫量は、ここ数年落ちていると聞きます。理由は異常気象による天候不良。落花生農家さんと持続可能な生産,販売体制を一緒にととのえ、継続的に消費者に届けることができる環境を作ることに携わることができたら、嬉しいです。
課題
農家さん、銀行、士業、消費者の方との接点を、これからゼロから開拓し,信頼関系を作っていくことが課題です。それをどうやって形にするのか。
一人では、前に進む勇気が出ないことが少なくないです。ここで宣言することで、前に進まざるを得ない状況を作ります。そして、似たような環境の方に、勇気と応援を届けることができるかなと思い、NOTEを始めました。よろしくお願いします。
Reference
Jiang, R. (2002). Nut and Peanut Butter Consumption and Risk of Type 2 Diabetes in Women. JAMA, 288(20), 2554. https://doi.org/10.1001/jama.288.20.2554