緑を欲する日々
11月の日曜日。朝起きると晴れて暖かい。こんな日は室内にいるのは勿体ない、外に出よう!と、あらかじめ入っていた予定をキャンセルし、読みたい本を持って近所にある少し大きめの公園へ。
天気のいい休日の公園は、読書なんて出来る環境ではなかった!未就学年齢の小さい子を連れたファミリーで密!子どもたちは泣いたり叫んだりケンカしたりの大騒ぎで落ち着いて本を読むなど不可能・・という状況で早々に撤収し、カフェに移動して読書の続き。
最近、これまで以上に緑を欲している。仕事はリモートワークがほとんどで、自宅にいても出来るが、オンライン会議が入っていない時は極力近所の大学の敷地内にあるカフェで作業をしている。大学には緑が多く、そのカフェは全面ガラス張りで緑に囲まれた環境で仕事をすることが出来、家にいるより集中できる。
緑のある場所を求めて毎日のように外出するくらいなら、いっそ自然の中に住んでしまえばいいのではないか、という気になってきた。先日山梨にある別荘地にある知人の別荘にお邪魔し、緑豊かな環境での豊かな暮らし方を見せてもらい、一層その想いが募る。広い敷地に広いお庭、家も当然広く天井の高い開放的な空間、窓からは紅葉した木々を眺めつつ在宅ワークをしているとのこと、どれだけ心地よい時間だろうと想像する。
その知人は本宅は別にあり、週末になるとパートナーと愛犬と共にその別荘にやってきて、毎回いろいろなお友達がそこを訪れ広い庭でバーベキューを楽しんでいるそう。別荘としては申し分のない環境だが、本宅をそのような環境に移す = 移住となるとまた覚悟が変わってくるだろう。
コロナ禍の影響で通勤しなくなり、もはや職場に近いからという理由で高い家賃やローンを払って都市部に住む必要はなくなった。だとしたら、遊び場に近い場所に家を構える方が理にかなっているのではないか。私は山が好きで、夏の間は出来れば毎週末でも北アルプスや南アルプスの山を歩きたいし、冬にはスキーに行きたい。そう考えると、もし移住するとしたら?の候補は長野県か。試しに1か月でも仮ぐらしのワーケーションをしてみようかな。
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