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サイコパス?マイノリティ?😶

最終話を読み終えた後、なんというか、、言葉に出来ない気持ちになります。割と最後の方までサイコパスの独走態勢なんですが、最後の最後で疑問を抱いてしまう。
因みに『ヒメアノ〜ル』というタイトルは、小型爬虫類のヒメトカゲの事で強者の餌となる弱者の意味だそうな。🦎
ビル清掃のバイトで地味に暮らす主人公の岡田、同じく同僚の安藤、そしてある意味主役級のサイコパス森田が主な登場人物。変わり映えのない日々を孤独と不安を抱えながら生きる岡田だったが(童貞)、同族な匂いがする安藤がたまたま隣に居て話しかけ仲良くなる。安藤はカフェ店員に恋をしていた(大童貞)。ここから始まる恋愛編もかなり面白い。笑 安藤のキャラが凄くツボです。かなり痛いけど、自称:日本で50位に入るピュアな大人と言うくらい、そこそこピュアで常に迷走している安藤が好きです。
恋愛編は特に安藤が暴走しており、声に出して笑える程おもろいんですが、並行して森田が淡々とサイコパスな日常を届けてくれるのでギャプが凄い。森田は特に罪悪感もなく己の欲望だけで生きているように映ってましたが、最後の方ではサイコパスなりの苦悩が表現されてます。何とも言えない終わり方ですが、後半につれて面白いので見届けて欲しいところ。。
古谷 実さんの『ヒメアノ〜ル』は全6巻で完結です。古谷さんと言えば、『行け!稲中卓球部』のイメージ。
サイコパスが登場する漫画もちらほらありますが、この森田のボケーっとしながらもサイコパス爆走してる感じが、『闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説』の肉蝮を彷彿とさせます。ウシジマくん読んだ方は、是非こちらのスピンオフもオススメ!
『ヒメアノ〜ル』は森田を主役にして主演も森田剛で映画化されており、ストーリーは少し変わるけど森田剛のサイコパスがキマり過ぎてて面白かったな〜と。この実写化はアリでした!🙆‍♂️


どんどはれ。

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