自分なりの「ふつう」を見つけるには
今朝は参加している朝活の著者イベントに
オンライン参加。
この日の著者は
『山の上のパン屋に人が集まるわけ』を出版された、平田はる香さん。
今回の著書の背景や大事にしていることなど、
モデレーターの5時こーじさんとの対談形式で
お話を聞くことができました。
個人的には、昨年から巡ってきた新潟での体験に
自分の状況を重ね、自分がやってきたことが
無駄ではなかったこと、むしろちゃんとこれからに繋がっていくのかもしれないと、
自分が肯定されたかのような気がしました。
どうしてそう思ったのかと言うと、
世の中が考える「ふつう」を疑い、
平田さん自身が考える「ふつう」を大切に生きているからです。
「やりたいことを見つけましょう。」
「立派な大人になりましょう。」
こういう些細なことから世の中の「ふつう」は溢れていると思います。
でも、それらの「ふつう」は誰にとっても、心地良いものとは限らないのがポイント。
平田さんは色んな経験をしていきながら、世の中一般に合わせるのではなく、自分の感じ方を1番優先順位を上げて、自分の「ふつう」を作り上げてきたのが伝わってきました。
じゃあ、
平田さんみたいに自分の「ふつう」を見つけるにはどうしたら良いのか。
平田さんの言葉で何度も出てきたのが「レイヤー」という言葉でした。
はっきりとした定義はなかったのですが、
自分が感じた「レイヤー」とは、
「自分がまだ所属していないようなところ」
自分なりの「ふつう」を見つけるには、大事なことが2つあると思いました。
①お金や労力をかける。
②未所属のことに挑戦したり、
まだ経験したことがないところに一度は身を置いてみる。
そうすることで自分が思っていた世界は広がるということを教わりました。
学校を例に出していて、
小学校だと同じ学区内で人が固まってしまうけれど、
中学受験なら自分が知らない地域の人や「ふつう」に出会えること。
そこで出会ったなかで自分が心地良いかどうか、
健やかでいられるなら、それが1つ自分の「ふつう」になります。
自分の場合、新潟で言えば、
今まで住んでいた関東地域から新潟地域を巡り、
気候風土、土地柄、人の価値観や考え方も違う、
そこに住んでいる人やその土地での「ふつう」に出会えた。
関東になかった自然の豊かさ、人の温かみ、
地域への熱い想いなどに触れて、田舎なイメージがある新潟が思ったよりも田舎ではなかったこと。
今まで思っていた「ふつう」が解き放たれるような感覚でした。
関東とのギャップが激しいとは思わず、
新潟にいる自分がとても好きで心地良いと思えたからです。
体験しないとわからない、そこにある「ふつう」がきっとあります。
それをお金をかけてでも、自分の肌感に合っているのかを確かめるのが大事なのではないでしょうか。
そう思えたことで、今までの新潟旅は無駄なものは一切なくて、良くも悪くも自分が感じたことが学びの宝庫、良い経験の蓄積になっています。
今までの「ふつう」を壊してくれた新潟に
心から感謝とできることをしていきたいと改めて思いました。
どうかこれからも世間や他人のモノサシで測られた「ふつう」で自分の世界を狭めず、自分が心地良いと感じる「ふつう」を大切にできますように。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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