中之島のれんこんを求めて
訪れたことがない長岡市の地域を巡って、
この日は「中之島地域」へ行ってきました。
中之島では「大口れんこん」が有名。
これはぜひとも味わってみたい。
そこで大口れんこんを使った飲食店がないのかなと思って、役所に問い合わせをしたところ、
なかなかそういった飲食店がなく、
自分たちで消費するか、
スーパーなどでしか売られていないことが判明。
少し残念だったけれど、
とりあえず長岡駅から
バスで中之島地域に向かってみる。
20~30分ほどで中之島地域の最寄りバス停に到着。
帰りのバスの時刻表を見ようとしたところ、
このありさま。。
雪で覆われているが、
なんとカチコチに凍ってもいて、
時刻表が分からない状態に。。
帰れるのか不安がよぎる。
でも、一旦置いておいて、
近くのコミュニティセンター的な所へ向かう。
お出迎えしてくれたご当地キャラ。
中之島地域のご当地キャラと言えば、
「なかのん」というれんこんの妖精なのだが、
見当たらなかった。。
隣接する図書館にも向かい、
中之島地域のことを調べてみることに。
いくつか資料を見ながら、
中之島地域では凧揚げが有名なのが分かった。
お隣の見附市との大凧合戦が毎年の風物詩らしい。
例年は6月の第1週目に行う。去年はコロナの影響で中止になっていて、今年こそは無事に開催されてほしい。
大口れんこんを求めて、近くのスーパーまで歩く。
スーパーが見えた直前、自然の氷柱と遭遇。
ほんと神秘的。意図していないのに、
こんなに綺麗に生えそろうなんて。
自然のすごい美しさを体感できた気分。
あった!あった!これが大口れんこん。
見た目は普通のれんこんに見えるけれど、
切り口が真っ白なのが特徴。
料理のときも変色しにくい良さ。
大口れんこんの由来は、
中之島地域の大口地区で
100年前から栽培されているから。
大口地区では昔、石油や天然ガスが噴出し、
稲作に不向きな土壌になっていた歴史が
あったそうで。
だけども、
その土壌に適した作物として選ばれたのが
れんこん。
その土地土地に合ったものが作られているのが、
長岡市全体に言えそうな気がするなぁ。
スーパーの後、だんだんと降ってきた雪。
しかもこの日はとても吹雪いていて。。
さぁ面白くなってきました!!
スーパーも良いのだけど、もっと地域のお野菜や作られたものが売られている直売所のようなところに行きたくて、吹雪いていようが前に進む。
あー!ここが調べていた大凧合戦の会場なんだと、
分かった瞬間ワクワクでいっぱいだった。
そして吹雪く中、歩いて15分ほど。
着いた先に見えたお店。
パティオにいがた。道の駅。
産直マルシェというところでは、
地元の農家の皆さんが作った
農産物やそれらの加工品、
地元の菓子類や特産品まで豊富に並ぶ。
野菜1つ取っても生産者の名前入りで
安心安全を感じる。
そこで、お目当ての大口れんこんを買って大満足。
ほかにもそのマルシェ内には、
ニューオープンのお店も構いていて。
大判焼きならぬ六角大凧焼き。面白い。
新登場のチーズカレーにしてみました。
見附の地元の牛乳を使った甘めの生地に
このチーズカレーがものすごく合って美味しい。
これは良いモノ見つけたなぁって。
そして後日、
中之島れんこんを実際に料理してみた。
まずは断面。良い白肌。
これが大口れんこんの白さ。
皮を切り取ってみると、際立つ白さ。
穴に泥が入ったものは一切出荷しないなど、
厳しいルールあるみたいで、
そのおかげもあって美しい白さの保証が保たれているんだということ。
この日はごま油で炒め、
ちょいとお塩で食べてみることに。
これがまた絶品。シンプルお塩だけでも十分。
大口れんこんの素材の味を引き立てて、
甘味とシャキシャキ感が楽しくて美味しい。。
ぜひ新潟・長岡地域に行った際には、
大口れんこんも注目してみてほしいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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