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貨幣発行自由化論を読んで辛うじて理解できたこと

・銀行が自由に貨幣を発行できるようにすればいいじゃない。
・国が発行してると、増発の誘惑に勝てないため、貨幣発行は失敗するし、現に失敗してきた。
・民間銀行が発券すれば、価格を安定させられないと淘汰されるため、真剣にやれる。
→銀行は当初の発行残高をどう決めるのか?増発すると既存債権者の価値が目減りするので、後から変更しにくいのでは。

・マクロ経済学は変数多過ぎて分析が成り立たない。ミクロ経済学の方がマシ。「マクロ経済学が主張する経験的に観察された相関関係は、それが常に生じるという証拠はどこにもない。」
・「インフレといっても、全ての価格が同時に上昇するわけでは」なく、相対価格が変化する。所得の目減りは一症状に過ぎない。インフレは、それが加速しない限りやろうとしないことを人々にやらせ、投資を歪ませる。
・「そもそも金利を政策手段として使うという考え自体が完全に間違いだ。」金利決定は自由市場に任せるべき。

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