場づくりは"参加者目線"で考えたい
夕焼けアイコンのジャーニーマン ( @beajourneyman 長いので"ジャニ"って呼ばれてます) です。コミュニティ運営、場づくりの話しです。ちょっと内省も込めて。
"参加者目線"で考えたい
一番言いたいコトは "参加者目線"で考えていますか? です。場づくりに関わる全ての方にとって大事な問いです。
オフラインからオンラインになって、改めて体験から見直して考え、新たに実践したコトがたくさんあります。反応が良かったり、ダメだったりを繰り返して、もう一度"参加者目線"で考えたい、と思いました。
グループで運営しているなら、場の目的についてメンバーみんなで議論する機会を作ってみましょう。何か結論を得る議論でなくても、"参加者目線"を意識するきっかけになると思います。3つの異なるコミュニティで実際に議論して実感しました。
仲間内の前に
自分自身が企画運営に携わっていると忘れがちなポイントです。企画を考えると時、みなさんにお披露目する時、リアルに進行している時…どんな時でも常に「参加者にとってどんな体験なんだろう?」と問いながら運営できるようにしたい、と思っています。
長く続くコミュニティだと、どうしても"強い内輪感"が出てしまいます。相手の気持ちを読めないので宿命だと思っています。でも、意識して行動するコトはできます。
場だけで通用する伝統は、常連さんにとっては心地が良いです。一方、初参加の方はどうでしょうか? 「誰でも、誰もが」心地良い場づくりは、意識的に設計する必要があります。
例えば、いつものメンバーと一緒に盛り上がる前に、初参加の方と意識的に交流するだけで随分違うと思います。意識してやってみる。2回目、3回目と参加してくれたら嬉しいですよね。
何のための場なのか
こんなヒトに参加して欲しい、自分たちに足りないココだ、場が盛り上がらない…。悩みは尽きません。でも、"主催者目線"でやりたいコトや目指している姿は、"参加者目線"でみた時に、果たして良い解決策なのか? 疑問を感じるコトがあります。
例えば「こんなヒトに参加して欲しいから有名人を呼びました」。
それは、その場にふさわしい方で、参加者の方に届けたい体験なのでしょうか? 自分は違うと思っています。手段が目的化してしまうというか…。確かにきっかけにはなるかもしれませんが、"誰々が"主語のイベントは、登壇者が主役で、場や参加者のみなさんのモノではなくなってしまうと思います。
何のための、誰のための場であり、コミュニティなのか? 問いを忘れずに企画運営していきたいと思います。
最後に…
「初参加が最高の体験」になるように、思いをひとつに準備している勉強会があります。初心者からベテランまで誰もが一緒に学べる広報勉強会です。
SNS運用を始めるか始めないかの時に「広報について一緒に学ぶ」場として出会ったコミュニティです。初参加の時に"みんなが主語"だと思えた場でした。09/10(木)開催です。良かったらお越しください。
Twitterやっています。noteの更新のお知らせやインプットになるイベント中の気付きをつぶやいています。タイムラインでお話ししましょう。
https://twitter.com/beajourneyman
コミュニティ運営されている方、ライブ配信担当の方向けに書きました。オンラインならではのツール選びや届け方はこちらのnoteにまとめてます。