第1回内定者懇親会を開催しました│ 福岡 ホスピス住宅ビーズの家
こんにちは、beads代表の山﨑です。2023年3月頃にオープニングメンバーの採用活動を開始し、たくさんの方々にお会いさせていただきました。
現在は12月のオープンに向け約20名近いメンバーが集まり、先日ついに第1回内定者懇親会を開催しました。今回は当日の様子をお届けしたいと思います。
内定者懇親会を開催した理由
まずはじめに、なぜ内定者懇親会を開催するに至ったか、ということについて少し説明させてください。冒頭で書いた様に、今年3月頃から求人を掲載したり、説明会をしたり、面接をしたりなどオープニングメンバーの採用活動を進めてきました。一般的にはオープニングの3ヶ月前頃から採用活動を始めることが多いようですが、僕たちはより多くの方に出会いたい、beadsのことを知ってほしいとう思いから、オープンの半年以上前から動き始めていました。早い方(かた)だと、4月に内定受諾をいただきました。beadsのメンバーが増えたことに、嬉しさと同時に責任を感じたことを今でもリアルに覚えています。
その後も採用活動を進め、6月末時点で約20名近いメンバーが集まりました。私自身はすべての方と直接会って面接も内定通知もしていて、素晴らしいメンバーが揃っていることを実感していたのですが、メンバー同士がそれを実感できていないことが非常にもったいないと感じていました。
とはいえ入社は11月1日、オープンは12月1日予定。内定者のみなさんの中には現職で働いている人も多数いらっしゃいます。それでも、早期にbeadsに入社を決めて下さったおかげで生まれたこの時間を使って、この素晴らしい立ち上げのメンバー同士がお互いのことを知ることができれば、きっと安心して、もっとワクワクした気持ちで入社日を迎えられるようになると思っていました。そこで、人事の丹野さんに相談しつつ、内定者懇親会を開催することにしました。
どきどきワクワクで懇親会スタート
当日はバックオフィス内定者のHさんに協力いただき、一緒に会場の準備から。お菓子を用意したり、今回ワークにて使う予定の”もしバナゲーム”を配置したり。メンバー同士が顔を合わせるのがこの日が初めてだったので、どんな場になるんだろうか・みんなに楽しんでいただける場にしたい。そんなことを想いながら準備を進めました。
徐々にメンバーが集まり、会場に活気が出て来ました。初めてのメンバー同士なので、緊張感はありつつも、みなさんお互いを知ろうと会話をして下さっていました。
まずはお互いの自己紹介から
最初はまず一人ひとりの自己紹介からスタート。お名前や趣味、自身が「自分らしさ」を感じる瞬間、beadsでチャレンジしていきたいことなどをお話ししていただきました。みなさんの緊張をしながら話をする姿も、明るい表情で話を聞く姿も、とても印象的でした。
beadsの最近と、大切にしたい想い
自己紹介を終えてから、
・土地の整備が行われ、地鎮祭を終えたこと
・土地オーナー様に対しての説明会を実施していること
・建設クリエイティブチームが発足し、その人らしさをサポートする建物づくりが始まっていること
・何よりもたくさんの方とお会いし、beadsの仲間がこんなにたくさん増えたことetc…
皆さんにbeadsの進捗についてお伝えをさせていただきました。
そして、オープニングメンバーみなさんには特に深く理解していただきたい私たちの想いについて、コーポレートアートをもとにお伝えしました。
コーポレートアートは、一人ひとりの解釈に幅があるように描かれています。それぞれのメンバーに自分がどんな風に見えているか?を出してもらって、その違いを楽しみました。自分が見えていることと、他の人が見えているものは違う。でも、この絵のように大きな視点では繋がっている。その繋がりも違いも大切にしていきたい、というお話をしました。
特に、私達の事業では、人生の最終段階を「その人らしく」過ごすことを大切にします。「その人らしさ」を、他者の視点たって考えることの重要性をお話しました。
また、見えているものが他者と違うということは、自分のことを見なくていいということではありません。むしろ、自分を下げずに自分の見えているもの(自分らしさ)を大切にしてほしい。と思っています、
ただ、「自分らしさを大切に」と掲げてはいるものの、まだモデルがあるわけではなく、これから作っていくもの。必ずしも自分の意にそぐわないことがあるかもしれない。自分の予想・イメージ通りである、好きだから大切にしよう、ではなく、自分なりにで良いので、大切にしようとしつづけること。大切にし続けたものは、自ずときっと好きになる。まずは「ビーズの家」を大切にしようと思う気持ちをもっていけるチームでありたいです。
今回はオープニングなので尚更ですが、わからない・不安・できないということをイメージすると自分の未来が不安で満たされてしまう。不安で満たされると、人は身の回りを安定させたくなる。チャレンジができる状況ではなくなる。逆に、未来が希望で満たされると、チャレンジを始める。今回のビーズの家立ち上げはすべてがチャレンジ。それぞれで良いので、未来にこうなったら良いよね・こうしたいよねをたくさん話して、未来を希望で満たしすと、きっとチャレンジできるようになる。
そんな話をみなさんにさせていただきました。
それぞれの価値観と違いを知るワークショップ
お次は”もしバナゲーム”。このゲームは「もし今この瞬間に余命半年と宣告されたら、あなたは何を大切にしますか」ということをカードを使いながら対話するゲームです。私達の事業でも大切にしたい「人生会議(ACP)」における対話をゲーム形式で体験できるもの。そして、お互いの人生において大切な「価値観」や、自分自身の「あり方」について相互理解を生むことが出来ます。
ゲームを通して、今まで気づいていなかった自分の価値観に気付いたり、自分と他のメンバーの選んだカードの違いを知り・受け入れ合うことができました。
特に、お互いの価値観を知ることの重要さの一つとして、私達は、きっとケアをする時も、自分はこれが大切だと思うから相手もきっとそうだろう、という暗黙の前提がありそうだね。という話題が興味深い視点でした。チームメンバーの価値観の特性を知って、他者には他者の視点がある、ということを忘れずにいようという会話も出て来ました。
懇親会を終えてみて・・・
今回は懇親会ということで内定者同士がお互いを知ることを目的に開催しました。実際に、私が感じていた通り、お一人お一人が素晴らしいメンバーなので、集まると更に素敵なチームの姿が浮かび上がってきて、安心が生まれたように感じています。
そして、さらに私達の事業にとっていちばん大切な「その人らしさ」を内定者どうしでも互いに話し、その意味や、大切さが実感できたことも大きな収穫でした。
このメンバーで12月のオープンを迎えることができることを頼もしく、楽しみに思えた一日でした。
追記
この後は会議室を飛び出して素敵なお店で食事会も実施しました。そっちは大爆笑の飲み会で、頼もしさだけでなく、メンバーの楽しさも実感できた時間でした。早くまた集まりたいなぁと思いました。