『大学生活を極める55のヒント』を読む。
人生に失敗というものがあるのなら、何もしないこと、それが失敗なのであって、全力で何かをして失敗すること自体は、大きな成功なのだと思うのです。p.92
著者の京大での貧乏大学生活の経験をもとにした、読みやすいエッセイです。最初に断っておきたいのは京大は日本の中でもかなり自由度の高い大学であるし、著者の学生時代は特に牧歌的な大学の学びが許されていたということ、つまり今とは違うということです(現大学生の自分からするといやいやそれはないと思ってしまうこともある)。単位は空から降って