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ドラゴンクエスト ースペシャル対談ー 緊迫する国際情勢にどう対処すべきか?


1.大国の貿易関税措置に対応する

(司会)まずは何といっても大国の動向を気にせざるを得ない状況になっています。デルカダール王国は近隣諸国からの輸入に関し、関税率の引上げを示唆する発言が相次いでいます。これは各国の経済状況を大きく変える可能性があります。

そこで今日のお客様は、ダーハルーネ町長ラハディオさん、サンマリーノ町長ジョセフさん、それにコメンテーター・ポルトガ総研のカルロスさんにお越し頂きました。まず、ラハディオさん、デルカダールの動きについてどう見ておられますか?

(ダーハルーネ町長・ラハディオ氏)緊迫感をもって注視しております。私たちの町は輸出先の40%をデルカダールに依存しており、仮に関税が10%上がるとGDPが5%下がるという試算もしております。

デルカダールは貴族院の動向がカギを握るため、この点は同盟都市であるソルティコとも情報の連携を図って、最新情勢を把握するようにしています。

ダーハルーネ町長・ラハディオ氏

(ポルトガ総研・カルロス氏)加えると、当社ではダーハルーネとソルティコの漁業に深刻な影響を与えると考えています。他方で、サンマリーノは数年前にアークボルトから同様の関税攻勢に会いましたが、経済は危機的にはなりませんでした。

ポルトガ総研株式会社・カルロス氏

(サンマリノ町長・ジョセフ)はい、確かに7年前、私の父が町長だった時のことですね。アークボルトは国を挙げた公共事業である山脈縦断トンネル開発を実施しましたが、次々に魔物の巣を掘り当ててしまい、非常に難工事でした。このため経済も疲弊してしまい、大量の失業者を出したと聞いていますね。

しかし私たちは同盟国であるレイドックへの貿易を拡大することができたため、難を逃れることができました。大国とは必ず複数付き合いがある状態を保つことが、私たちのような商業都市にとっては不可欠だと考えますね。

サンマリーノ町長・ジョセフ氏

(司会)ありがとうございます。それでは再びラハディオさんにお伺いします。ダーハルーネにとって、今後の策や、何を実施していこうとしているか、お聞かせ頂けますか?

(ラハディオ)わかりました。まず現在私たちはサマディーとの貿易収支がよくなっております。これはサマディーでの定期的な水不足と不作というイベントによる変動を除いた実質的な数字です。

他方で、貿易を加速させすぎると今度はナギムナーの収支を圧迫しますので、結果的にホムラからダーハルーネへの圧力が高まってしまいます。ダーハルーネはホムラから武器等の調達をしてますので、関係性は良好に保っておきたい。こうした中で慎重なかじ取りをしてゆきたいと思っております。

(ジョセフ)サンマリーノでは、現在さらにリスクを分散させようと考えています。具体的には同盟関係の拡大です。

トルッカは船でも非常に遠いのですが、ご存じのとおりファッション・アパレル産業が盛んです。しかし大国とは一定の距離を保っているためか、治安が悪いのもまた有名です。浅瀬が多いため航海も容易ではないですが、私たちはここに関心を寄せています。

トルッカ市内のようす 提供:トルッカ市観光協会

(ラハディオ)(大きく頷く。)
私たちも木材資源が豊富である利点を生かして、遠方都市との貿易を拡大してゆきたいと思います。ジョセフくん、どうもありがとう。

(カルロス)当社でもダーハルーネの森林資源には着目しています。例えば復興中のパンデルフォンやユグノアでは建設需要が非常に高い推移にあります。またユグノアは周囲の森林は全て国有林で伐採が厳しく制限されているため、どうしても輸入に頼らざるを得ません。また、メダルじょ・・・

(司会)すみません、時間の都合で次のテーマに移らせて頂きたいと思います。皆様本日はありがとうございました。

(全員)(静かにお辞儀する。)

ー次回予告ー

2.散発する地域紛争を調停する

ゲスト:ラインハット王国・デール伯爵、レヌール城・ヨーゼフ城代、オラクル屋・代表オラクル氏

3.左派の人道支援団体と協調する

ゲスト:一般財団法人バトルロード・代表モンスターじいさん氏、モンストル市・アモス市長、元ドムドーラ在住・ゆきのふ氏


提供:ネネ銀行株式会社



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