2日目のカレーはなぜうまいのか?
突然ですが、
カレーって初日も美味しいですけど、二日目は二日目で違う美味しさありますよね。
時間が経つことによる変化が要因なのでしょうが、ぼくはなによりも
この味を知ってる、
でもちょっとだけ違う!
っていう絶妙な変化率が大事なんじゃないかと思ってます。
味が全く変わると普通に別のカレーを2日連続食べてるってだけなんでしょうが、ベースは同じだけど微妙に違う。
そのことに気付ける嬉しさと、実際にその変化が美味しい味変であることが掛け合わさって二日目の方がうまいとまで言わしめているのではないでしょうか。
なんてことを思った6月5日水曜日。
この日は、ぼくが4月から通っているコピーライター養成講座で、
言葉の企画でお世話になっている電通の阿部広太郎さんによる講義がありました。
この時の講義、正直受ける前は、
前回の言葉の企画でのお話を自分の中で復習できたらいいなー、
という考えも少しありました。
企画生ではなく、受講生の感覚
になっていたんだと思います。
でも、いざ受けてみると、
この話知ってる、でもちょっとだけ違う!
という二日目のカレー体験をしました。
言葉とは、心に思うことを相手に伝える手段全てであり、意識の引き出しを開ける力がある。
という言葉とは?のパートにおいて、
言葉の企画の講義でも養成講座の講義でも、最後
だからこそ
言葉選びに対する執着心を持つように。
とおっしゃていたのですが、
一点だけ違ったのです。
コピーライター養成講座では、
だからこそコピーライターは、
言葉に対する執着心を持つように。
と伝えてくださいました。
たった一言、
コピーライター
の一言が入るだけで体が一気に前のめりになりました。
会場にはコピーライター志望の人たちが集まっているので、当然といえば当然なのかもしれませんが、ぼくにとっては、この一言が絶妙な味変でした。
この後も、
阿部さんはコピーライターというワードを随所に入れてお話されていました。
そして、企画書の話をされているときに
この日のぼくに一番刺さったメッセージと出会いました。
コピーライターだから全ページコピーで書く。
コピーは文字遊びでも、
おしゃれな言葉探しでもない。
ということをこれまでの講師の方々のお話で学んだ後だからこそ、響きました。
伝えたいことを、
伝わるように本気で書く。
相手の期待を超えていくように。
でも超えすぎて
相手を置いてけぼりにしないように。
これらを意識した文章はきっとコピーになっているのではないでしょうか?
難しいことですし、
すぐには変われないでしょう。
でも半年後までに少しずつ。
少しずつコピーライターになります。
来週は、言葉の企画2回目です。
しっかりみんなの企画と向き合って、
こちらではプランナーの実力を高めます。