見出し画像

金欠かあさん、5月の貯金。〜クラウドワークスのブラックさから、逆にnoteのよさが見えてしまった今月〜

 今年に入ってから地道に続けてきたクラウドソーシング。マクロミルやYahoo!系のTポイントなど、単純なものはそこそこ好調でした。が、体調不良の影響で、クラウドワークスは全くふるいませんでした。

 

①クラウドワークス

 今月は全然稼げませんでした。そのことをとおして、あらためて、たった数百文字、数十円の小遣い稼ぎ程度のタスクでも、クライアントの要望にこたえてものを書くことのハードルを感じました。
 この間、noteの方ではわりとサクサクとかけていたので、文章を書くことに対しては、全く手も足も出ない状態ではありませんでした。ですが、タイムラインに並ぶタスクを見て、普段なら容易に作文できるお題を見つけても、頭の中でうまくまとまらなくて諦める、ひどいときには、作業開始しようと思うことすらめんどくさくてやめる、ということが頻繁でした。

 自分の中から湧いてきたことを書くことと、外から要請されたことを自分の中から引っ張り出して書くこととでは、必要なエネルギーの量が全く違うようです。
 ブログ日記風記事をひと月に20本、というようなごく簡単なプロジェクト依頼に心が動いたりすることもありますが、今の自分ではそれすら途中で息切れしてきそうな気がして躊躇してしまいます。

 まだまだ五百蔵は、好きなことでいいから量をこなして、書き慣れて、文章力の筋肉をつけていくしかないようです。

 

 そんな中でも、1000文字のタスクに初挑戦したのは成果でした。

 こう言ってはなんですが、1ヶ所心が動くポイントがあれば、300〜400文字にすることはわりと難しくはありません。
 でも、500文字あたりから、ネタがひとつだけではちょっと苦しくなってきます。
 さらに1000文字になってくると、400文字程度のタスクのようにさらさらと書くだけでは文字数が足らないので、文章に膨らみをもたせる必要が出てきます。同時に、構成も意識しないとまとまらないし、クライアントからは小見出しをつけることも要求されます。

 挑戦しなかったら、上に書いたような字数による難しさの違いを実感することはできませんでした。それがわかったことは、この挑戦の成果でした。

・◇・◇・◇・

 にもかかわらず、やる気はやや頭打ちです。だって、たとえ1000文字でも単価は《0.1円/1文字》以下だったりするからです。
 そしてそのうえ、手数料はワーカー持ちです。少ない単価からさらにクラウドワークスの運営に吸い取られるのです。
 こんなふうに、労力と報酬があまりにも見合っていないことを感じた瞬間に、いくら文章を書くのが好きな五百蔵でも、やる気がすーっと失せていきます。

 こんなブラックなクライアントを野放しにし続けているうちに、良質なワーカーが逃げ、ワーカーがいなければ良質なクライアントも逃げ、ブラックなタスクばかりが残り、いずれはクラウドワークス自体の売上も減少するのではないかと容易に予想できます。

 しかも、4月までは0.1円以上が普通だったと思うのですが、5月に入ってからは0.1円以下のタスクが目立つようになってきた気がします。実際に、じりじりと値下げをはかろうとしているクライアントを見つけてしまったりしています。
 また、単価の低いタスクを発注する一方で、クライアント自身もクラウドワークスのワーカーとしてライティングしている、というパターンもあったりして、もう、誰が被害者で誰が悪人なのか、単純には言い切れない状態です。

 はっきり言って、文字単価の最低ラインを設定せずにサイトを運営するクラウドワークスに一番の責任があるとおもいます。
 我が亡き後に洪水よ来たれ、とはこのことだと思います。

 その一方、良心的な単価や、手数料に配慮した報酬でタスクを出してくれるクライアントについては、ほんとうにありがたいと思います。

 特に、ドラマの感想系のクライアントは、良心的だと感じています。

 五百蔵がドラマの感想を取り組みの中心にすえているのは、ひとつには、視聴さえしたらネタが尽きることはない、ということがあります。ですが、それ以上に、少額とはいえやりがいを感じられる報酬を設定してくれているクライアントが多く、気持ちよく仕事ができる、ということの比重が大きいです。
 末永くお付き合いさせていただきたいし、なによりも、すこしでも良いものを提出したいと自然に思えます。

 
 

②note

 そんなわけで、逆にnoteのよさがよくわかりました。

 だって、noteなら、良質なコンテンツを供給すれば、売上が自分に返ってくる。だから、どんどんとよいコンテンツを作ってアップしたくなる。
 しかも、よいコンテンツが適正な高値で売れれば売れるほど、note運営は収入になる。
 そして今年に入ってからのnoteは、次々とカイゼンが行われ、コンテンツの供給者が気持ちよく仕事ができる環境を整えてくれている。

 さすがnote。実に見事なWin-Winの関係。

 ただし、タスクをこなすこととコンテンツを販売することとでは天地ほどの差があり、noteで収益を上げることは容易ではありません。
 五百蔵にとっては、しばらくは、たとえ単価が安くても、クラウドワークスでタスクをこなしながら小銭を稼ぐほうが現実的なのもまた、事実です。

・◇・◇・◇・

 そして、先月の振り返りでは、
 《今年のうちに、1件でもサポートしてもらえたらラッキー》
 なんて目標を立てましたが、100円、買っていただけました!

 本当にありがとうございます。
 大きな野望、「子どもが高校を卒業する6年後には、国立大の学費1年分貯める」に100円分近づくことができました。

 クラウドワークスで搾取?(^o^;)されるにつけ、100円というワンコインの重さが身にしみる今日この頃の五百蔵。
 でも、100円といっても手数料が引かれるので、実際にはけっこう減っちゃうのですが、その手数料だって、「note運営への投げ銭のようなものだし」とケチンボの五百蔵にポジティブに感じさせてしまうのが、noteのすごさ。
 ユーザーをいちばんのファンにしてしまう、ユーザーに顔を向けた運営手法、強いです。

 自分を切り売りせずに、自分の価値を買ってもらえるnoteは、とにかく本当にいいところです。

 
 

③マクロミル

 単純作業なので、とにかく数をこなしてそこそこの金額にできました。
 マクロミルは要するに、チェックを入れてアンケートに答えていく単純なものなのですが、サクサク進む工夫をしていることと、さまざまなジャンルのアンケートが集まってくるので、わりと飽きません。

 それでも、参加者のやる気を維持するために、いろいろと工夫をしています。

 

 まず1つ目が、アンケート後のミニゲーム。

 くら寿司の「びっくらポン」のようなノリの単純なゲームですが、当たりだと0.1ポイント、ゲットです。
 実際はひと月で、5点前後しか集まらないようです。それでも、なかったら寂しく感じるので、何らかの効果を発揮しているのは間違いありません。

 

 2つ目は、ランクアップシステム。

 アンケートの回答個数により、ランクアップしていくシステムです。3ヶ月に1回リセットになります。
 ランクは、
ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ→パール→ルビー→サファイア→ダイヤモンド→シークレット
 となっています。

 春シーズンはこの5月で終了で、五百蔵はランクは「パール」です。500のアンケートをこなしたことになります。

 このランクにより、ミニゲームの得点が何割か増えたり、抽選で景品が当たったり、ちょっといいことがあることになっています。
 でも、冷静に考えると、本当に景品でも当たらないかぎり、さほど得するわけでもないのですが。
 それでも、数が増えてランクが上がっていくのを見るのは楽しいし、ついつい上を目指したくなります。

 これ、noteのダッシュボードをみてニヤニヤするのと同じ心理です。

 

④Yahoo! 系Tポイント

 アンケート自体はそんなに数がないのですが、案件によっては一気に500円くらい稼げたりします。そういう大口のものがあるのは、ここの魅力です。が、それでも1000円をこえるところまでもってくるのは大変です。

 とくに、参加者を調子に乗せるシステムは無いのですが、月々の実績を棒グラフで示してくれるので、ついついヒートしてしまいます。

 そして、期限付きのTポイントがかなりたまってきたので、そろそろお買い物に使いたいと思います(≧▽≦)

 基本的にアレルギー用食品を買いたいので、今回はマリンフードのヴィーガン用チーズを買いだめしようかと考え中です!

 
 


・◇・◇・◇・

 こんなふうに見てみると、今のところ、クラウドワークスがワーカーのやる気をあおるシステムがなさすぎて、ヤバイです。

 クラウドワークスにも一応、ライティングを10件こなすごとに「おめでとうございます!」と通知が来るのですが、noteのスキの通知みたいに可愛いわけでもないし、それによって得することもないですし、100文字のタスクも1000文字のタスクも、同じく「1件」と数えるので、ほめられてもちょっと微妙な感じです。

 とりあえず数をこなすと週間ランキングに載ったりするみたいです。いろんな種類のランキングも構えているようです。
 ランクはプロフィールにも反映されるので、プロジェクトに応募して仕事を取ってくるのには有利になるのかもしれませんが、今のところ、応募してないのでとくにメリットは感じられません。

 でも、やる気を出すシステムを作ったとしても、単価がどんどん崩れていっては元も子もないと思います。

 サイトの維持のために、労働力を買い叩くクライアントでもいいから数を集めるのか、良心的なクライアントを集めて、高単価で効率よく手数料を稼いでいくか?
  今のクラウドワークスは前者です。主軸を別のサイトに移すことを考えてもいいかな、という気がしてきました。

 

 
#コラム #在宅 #在宅ワーク #お小遣い稼ぎ #クラウドソーシング #クラウドワークス #Tポイント #マクロミル #ミルトーク #note #有料note #学費 #教育費 #子ども #育児 #金欠 #日記  

 

 

 では、2018年 5月までの稼ぎの総合計は……


 恒例で、以下は有料サポート記事にさせてください。うちの子の将来の進学資金として、ワンコインの応援をいただけると嬉しいです!

ここから先は

453字
この記事のみ ¥ 100

いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。