みんなちがってみんないい
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手を広げても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地べたを速くは走れない。
私が体をゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
小学校3年生の時に習ったこの詩、
未だに暗唱できます🤣
それぐらい衝撃を受けて、今でも大好きな詩です。
みんなが違うって当たり前のことを、普通に過ごしていると忘れがちですよね…。
それぞれ違う能力があるからいいのに、
みんなと同じ道を進めば大丈夫と思ってしまう。
そのせいで、少し違うやり方をすると怒鳴りつけてきたり、仲間外れにしたり、同じやり方を強制したり😢😢
協調性の強い日本では、なかなか自分を表現するのが、難しいですよね。
それでも、私は小学校3年生の頃にこの詩に出会って、私は私でいいんだと思うようになり、自分を貫くようになりました🔥🔥
自分を貫いていると、いじめにあったり、周りから酷い言葉をかけられたりして、人間不信になったこともありました🥺💦
今日はそんな目にあっても、私が人を許す大切さについて学んだエピソードを書いていきたいと思います!
小学生のころ、陽キャラのグループが苦手で、
いつも目立たないように3,4人で遊んでいると、
いつしか周りから陰キャと呼ばれるようになっていました😅
しかし、その中で1番仲良かった友達は陽キャグループに属したかったようで、その子達と手を組み私に嫌がらせをしてくるようになりました🌪🌪
自然と他の友達も私を無視するようになり、消しカスを投げつけられたり、筆箱を窓から落とされたり、物を隠されるのは日常茶飯事でした。
それでも、いつも平気なふりをして、「やれば?」と強気な発言をしていました😂😂
でも、まだ小学生だった私の心の中はボロボロで、母が私の異変に気づき、母はすぐにいじめていた張本人の親を呼び出して、怒鳴りつけていました👿
その次の日、私をいじめたその女の子が泣きながら謝りにきました。
1番の親友に裏切られ、いじめられ、もう誰も信じられず、人間不信にもなった私は、彼女と絶交することも、無視することも、怒ることもできましたが、私は彼女を許しました。
その時に私は"人を許すことほど勇気のいる事はない"なと思いました。
人と違うことをすれば、酷い言葉を浴びせられたり、批判されることもあります。
そのせいで、自信を失くして、自分のことが嫌いになったり、みんなと同じ道を選んで安心したり…。
辛い思いをするために生まれてきた訳じゃないのに、いっぱい傷ついて、たくさん泣いて。
でも、そうやって強くなっていくんですよね。
自分を好きになるためにも、みんな違ってみんな良いんだと意識できる人になろう!😊🌱