21）自己投資(2)

間が空いて、すみません🙏

さて、身も蓋もないと感じるかもしれないが、こんな厳しい状況時に自己投資などしてられるか！も、こんな今だからこそ自己投資して変わらなきゃ！も、どちらも「あなたの人生」なので、好きな方を選べば良いと感じる。

でも、逆に言えば「あなたの人生」はあなたのものであり、どちらを選んでも「他の誰の責任ではない」ということでもある。

以下は私自身の経験から、自己投資していく上での注意点を挙げたいと思う。

①「目的が明確で本気」であること
②「やり方」以前に「在り方」であること
③「原理原則」に沿ったものであること

①「目的が明確で本気」であること

まずお金や時間のなさを「しない理由」にする方々は多いが、結局は【目的がないか曖昧だから】だと思う。もっと言えば【自分の人生の将来価値をナメている】とすら感じる。それなら「主体的な理由」でしないという方が、まだ気骨があると感じる。

ただ、本１冊買って、ちょっと教養を高めるレベルならまだしも、本気の自己投資によって人生を変えようとするなら、当然【目的や明確な理由】もなくできるものではない。「アリとキリギリス」よろしく、人はともすれば「現状」にしがみつき、都合の悪いことには他責にしたり、目を背けて見ないようにする習性があるから…まあ「現状維持バイアス」という言葉もあるくらいなので。

ただ同時に「自己投資」の行為自体が目的なのも危険である。何となくその世界にいること自体が心地よく「ドーパミン」に突き動かされるように関わっているが、気がついたら何も得ていない感じである。楽しんてやっていること自体は悪くないが、本当にその投資が何らかの形で回収=目的の実現につながっているのか？を見据えながら関わっていたい。

人間は「危機感」と「夢」で動く。そしてより強いのは「危機感」だ。しかし「危機感」だけでは「現状にいることの危機感」と「現状を変えることへの危機感」の板挟み（両価性）で動けなくなることも多い。その「現状を変えることの危機感」を乗り越えられるだけの「本気の夢」…つまりは「目的」こそが本当の自分自身の変化と成長の原動力となってくれるのだ。

ちなみに目的は「どうすれば？」、「何が正しいのか？」などの、いわゆる自分の外にある「模範解答」はない。敢えて言うなら脳と意識の使い方を変え、自分の内側にある「本当の思い…魂」に気づいて定着させるための「取り組み」を日々行い続けるより他にないと言える（続く）

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