【心の中の声を監視】していると 人生が飛躍的に好転するのは何故か
強い想いは叶う! いや、叶わない!どっちでしょう? 潜在意識を解説します
結論から言えば、必ず叶います。でも、それほど簡単であまりません。
何故ならば、「想い」とは潜在意識の中に深く組み込まれてしまった「想い」のことだからです。普段私たちが簡単に認知できる「想い」とは別物です。
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だから、夢を描いて簡単に「叶う」のかと言えば、そういうわけにいきません。問題はどうやって潜在意識の中を変えていけるか。自分の望みを潜在意識まで組み込めるか、それが何より大きなポイントです。
世の中には「夢を描いて、イメージして、感情を動かして、そして忘れる(その逆を主張する説も)」というい引き寄せが多く知られていますが、実際に実現化した話はなかなか耳にしません。その方法では潜在意識の中を変えるのが難しい、ということなのです。
【心の中の声を監視する】のは、潜在意識の中の想いを変える、とても優れた方法なのですが、その件について解説します。
なぜ自分の心の中の声を
監視していると
人生が飛躍的に好転するか
産業カウンセラー&ヒプノセラピスト
SORA・KEIKOです。
一昨日の続きです。
現実とは潜在意識の写し鏡です。
私達の現実は潜在意識の中の情報で出来上がっていると、多くの心理学者が言っています。潜在意識(無意識)にどんな情報=記憶が入っているかで人生が決まってしまうのです。
こんな感じです。映画はスクリーンにデータが映し出されますが、私達の人生がまさにそんな感じで、潜在意識と言われるところにはいっている私のデータが、私の人生を映し出している、というわけです。
私はユングが好きですが、私が最初に衝撃を受けたユングの言葉は次のようなことでした。
”幼い頃の抑圧された感情は、まるで運命であるかのように人生を支配する”
どういう意味かご説明しますね。
例えば小さい頃に、とっても沢山の悲しみを体験したとします。でも、泣くとお母さんにまた怒られるので、ぐっと我慢していたとします。すると、だんだん悲しみを感じないようになっていきます。
100ほどの悲しみも、20か30ぐらいにしか感じない。そうしないと生きていけないからです。これが抑圧です。
悲しみという感情の抑圧のキッカケは、「怒られるから」という理由の他に、こんなこともあります。
◆お母さんがいつも忙しそうで「ワガママは言っちゃいけない」と自分を抑えた
◆お母さんが素っ気ない人で、私の感情や欲求に取り合ってくれなかった
◆お母さんがいつもお父さんに怒鳴られて可哀相で「私はお母さんを守ろう」と自分の感情を後回しにした
◆お母さんがとても厳しくて、いつも出来る子でないと受け入れられなかったから頑張るしかなかった
・・・これらもやはり自分の感情の抑圧です。
(ここでは“お母さん''としましたが、お父さん、兄弟、親戚、幼稚園の先生など、いろんな場合が考えられます)
上記の例では「悲しみ」でしたが、それを「怒り」「悔しさ」「孤独」「反抗心」「不公平感」・・・などと置き換えて考えてみてください。
ここで大切なことは、「抑圧」したということは、その感情が ''なくなった" のではなくて “ある” といことです。
いろんな抑圧を抱えて大人になるのが私たちなのですが、ユングによれば、普段は表面に出さずにいる抑圧された感情が、私達の人生を支配しているというわけです。
まるで運命であるかのようにです。
ずっと昔、私はこの言葉を読んで雷に打たれたようにショックを受けました。そして相当の納得をしました。私の人生がそうだ・・・と、瞬間的に全面降伏したほどです。
私は長い間、「どうして私の人生はこんななの?どういう運命に支配されているんだろう・・・」と悩んでいたのですから。
抑圧された感情ってどこにあるのでしょう?
もちろん潜在意識の中にです。
「現実」は潜在意識の中の写し鏡でしたね。
ユングは、「人は自分の潜在意識の中にあるもの、すなわち抑圧した感情を、また何度も体験する」と言っているわけです。
悲しみを抑圧していれば、人生に悲しい出来事が多く起きて、悲しみをたくさん感じるようになる
私が講座(ヒプノセラピー)で、半年や一年かけて参加者の皆様に何をさせていただいているかと言えば、あなたの潜在意識に何が入っているか、掘って掘って掘りだして、抑圧した感情や思い込みをどんどん解放してしまいましょう!そしてそのスキルを身に付けてね。ということです。
潜在意識の情報って超々々膨大!
私達の人生の邪魔をしているデータを見つけて解放していくのは、一朝一夕に出来るはずもありません。だからじっくり腰を据えてしていただくわけです。
でも考えてみれば、何をしなくても2年や3年なんてすぐに過ぎてしまいます。
あれこれ試しても楽になれず、どれだけ渡り歩いたことか。ただ苦しいままで月日を無駄にしたくない!
私自身が「自分を変えてくれるもの」を本気で探し回ったものでした。
講座をさせていただいていると、ご参加の方の抑圧されたものが如実に分かります。
親に対する「反発心・反抗心」がとても強かった人は、私にそれを投影して反発や敵意を微妙に現します。でもご本人は分かっていません(これ、私は相当辛いです)
講座という場所や関係では、私の講師という立場に親を投影するわけです。「 」の中はいろんな言葉に置き換えられます。怒り、甘え、遠慮、依存心、寂しさ、息苦しさ、嫌悪感・・・
これは、誰でも場所を変えて同じことを繰り返しています。誰でもです。私はずっと年上の高圧的な女性が苦手で、身がすくむ思いをしてきました。
学校、サークル、職場、習い事・・・・。
どこでも年の離れた女性で、ちょっと圧が高い女性が苦手で仕方なかったのです。特に何もされていないのにです。
これは、そのまんま母の影響でした。私が母に抱いていた「恐怖心」。いつ何をされるか分からない恐怖心。その恐怖心を、同じような雰囲気を持った人に投影していたのですね。
それを払拭するにはそれなりの訓練と時間が必要でした。
でも今は全然平気です。元気で気合いのある年上女性を怖がることもなく、とてもリラックスして過ごせています。
【自分の心の中の声】を監視して、常にどんなことを考え、感じ、呟いているかを監視すると、人生が飛躍的に好転する理由。
なかなかたどり着かないですね。
引き延ばすわけではありませんが、長くなりましたので、明日にその種明かしを。
お読みいただけましたら幸いです。
Be-Pure ヒプノセラピー協会
SORA・KEIKO http://www.be-pure.or.jp/