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挑戦⑦ 日本語パートナーズ(県推薦枠)の面接を受けました


こんにちは!
日本語パートナーズ・タイ12期を目指しているアイです🇹🇭

このnoteでは、日本語パートナーズになることを夢見る20代保健師の経過を記録してきました。



日本語パートナーズがどのような事業かなど説明しているので、はじめましての方は良ければ①から読んでみてくださいね。


自分のための備忘録&今後日本語パートナーズを目指す人の役に立てば良いなと思って6月から記録し始めましたが、いつの間にか⑦に!感慨深い…






さて、2023年8月、日本語パートナーズ(県推薦プログラム)の面接を受けてきました。

書類選考を通過して面接に進めたことはとても嬉しかったですし、自分なりに色々と準備してきましたが、結論、面接の手応えはありませんでした。


結論言うの早かったかな…(´・ω・`)





どんな準備をしてきたのか


早いに越したことはないと思って、実は書類選考の合否が出る前から面接対策を始めていました。


まず、過去に日本語パートナーズの面接を受けた方のブログを読む。とにかく探して、読む。
そこに載っている質問に自分ならどう答えるか、その答えを通して相手に何を伝えたいか、じっくり考えてまとめる。
時間をおいて読み返して、なんか違うと思ったら書き直す。
実際に伝えるときのシミュレーションをする。

これを、4月くらいからずっと反復していました。

応募書類を提出した後から、本当に寝ても覚めても面接のことを考えていましたね…



先輩たちのブログは、検索すると想像以上に沢山出てきます。

面接で残念な結果になった方も合格して派遣された方も、それぞれのお立場でいろんなことを記してくださっていて、本当に助かりました。

先輩たちのブログがなかったらと考えると恐ろしい…皆さま、ありがとうございます😊✨

私も先輩たちに倣って、どんな結果になってもこのnoteは残すと決めています。





あらゆるブログに載っていた質問を全部書き出して、自分なりの答えも書いたら、いつの間にかWordで16ページ使っていました。

その他には、今まさに派遣されているタイ11期のNPのInstagramを覗いたり、スーツを新調したり、面接会場まで下見に行ったり。

リクルートスーツは持っていましたが、思いきって新しいのをお買い上げ…😊
私はスーツを着る仕事ではないので、これで落ちたら1回しか着ないことになるのはちゃんと分かっていました。…が、買っちゃいましたね。笑


先輩NPのInstagramとオンライン説明会でモチベーションを高めながら、個人的には、これ以上ないと思えるくらいの準備をしてきました。





面接当日


8月下旬、とある平日に面接を受けました。
指定された面接時間は16時過ぎだったので、朝からそわそわしていました。

もう、「夕方ってことは、その前に何人も面接受ける人がいるってことだよね…?倍率どうなってんの…なんで倍率非公開なの…これ無理なやつじゃ…」とかなんとかずーーーっと考えちゃって、情緒不安定でした。笑



緊張でほぼ眠れませんでしたが、8時に起きて支度。

当日は気温35℃+通り雨が何度かあって湿気もえげつなくて、スーツは本当に地獄でした😭

シャワーをして家を出たのに、自宅から最寄り駅に行くまでで汗だらだら、頑張ったお化粧はぐちゃぐちゃ、なんなら久しぶりに履くヒールで靴擦れして、歩く度に痛みが…

13時過ぎ(だいぶ早い)に会場の最寄り駅に着いて、スタバでゆっくり昼食を摂りながら面接のイメトレを繰り返しました。




そして、指定時刻の15分前に集合場所に到着。
この時点で動悸が凄かったです…

集合場所は待合室のようなところで、他の候補者とは会いませんでした。

しばらく待って、係の方に呼ばれて面接会場へ案内されました。

係の方はとても朗らかで、
「雨は大丈夫でしたか?」「ここ(会場)には以前にも来たことがあるんですか?」と緊張をほぐしてくださいました。

ドアの前で「頑張って!」とエールをいただいて入室。
お部屋には、国際交流基金の面接官3人と、案内してくれた係の方ともう1人、合わせて5人の方がいました。


着席して最初に訊かれたのは、「今日はお仕事はお休みを取られたんですか?」でした。
はい、有休をとりましたと伝えると「そうでしたか、忙しいのにありがとうございます😊」とにこにこ。

うおおおお私の緊張やっぱりばれてる〜!ですよね~!と焦りましたが、こちらが笑顔になれるように話しかけてくださって有難かったです。




とてもとても緊張しちゃったので、正直あまり記憶がありません。😭

覚えている範囲で、訊かれたことをまとめます。



私が訊かれたこと

● 普段あなたが仕事で関わっているのは高齢者ですが、派遣先で関わるのは中学生・高校生です。全然違うと思いますが、帰国後に何か活かせますか。

● もし日本語パートナーズに内定したら、今の仕事は退職するのですか?休職するのですか?

● 小旅行が趣味とのことですが、当県内ではどこか行きましたか。どこが印象に残っていますか?

● 日本語パートナーズの寄稿をよく読んでいたということですが、それを見て「これなら私も役に立てそう」と思ったことと、「こんな活動は私には無理だな」と思ったことがあれば教えてください。

● あなたが応募用紙に書いた日本文化体験は、現地の中学生・高校生に楽しんでもらえそうですか。

● 応募用紙に書いたこと以外で、あなたが現地で役に立てそうなもの・ことは何ですか。

● 派遣先で心配なことと、あなたがストレスに感じそうなことを教えてください。

● ここが派遣先の教室だとします。先生はどこに立っていて、生徒は何人くらいいて、あなたはどの辺にいると思いますか。どんな生徒がいると思いますか。

● あなたは医療職ですが、日本語パートナーズ以外の海外派遣事業では駄目なのですか。

●   エアコンがない、虫がいる、シャワーから温水が出ない、この3つで一番嫌なものはどれですか。その理由は?

●   日本語教育の資格を持っていませんが、今後なにか取得する予定はありますか。

● 派遣先で、あなたはある朝起きたら腹痛がありました。午前も午後も授業がありますが、痛みで今すぐには家を出られなさそうです。この状況と、午前の授業には行けないが午後の授業には行くことを、先生に英語で伝えてください。



確かもう何個かありましたが、緊張で記憶が(以下略)

私の場合、過去に面接を受けた方全員のブログに書いてあった、志望動機や自己紹介の類いの質問は一切されなくて拍子抜けでした。

想定外の質問ばかりでテンパってしまい、「すみません、もう一度質問を聞かせていただいても良いですか?」と聞き返すこともありました。

面接時間は20分間の予定でしたが、おそらく30分は面接していたと思います。

圧迫面接な雰囲気はなく、皆さん始終笑顔で接してくださったので、詰まりながらもなんとか全ての質問に答えることができました。




終わりに、
「以上で面接は終了ですが、最後に何かありますか?熱い思いとか、よければ聞かせてください。」
と訊かれました。

看護師になる道を志したときと同じくらい何かになりたいと思えたのは日本語パートナーズが初めてだったことと、もし内定をいただけたら精いっぱい頑張りますので何卒ご検討お願いします、ということを伝えて、会場を後にしました。






面接を終えて


面接終了後の率直な感想は、
「終わった…絶対落ちた…」でした。



一気に緊張が切れて半ば呆然。

なんで自己紹介と志望動機を訊かれなかったんだろう。私の前に面接した人でもう決まりだったのかな。え、これからどうしよう。包括保健師続ける?転職する?来年も日本語パートナーズ受ける?今年落ちたのに?

なんてことを頭の中でぐるぐる考えながら、
これだけ準備したのに全然上手く答えられなかった悔しさ、「あの時ああ言えば良かった」と今頃になって思いつく答え、推薦状を書いてくださった方への申し訳なさ、靴擦れした踵がとても痛むこと…

いろーーーんな感情が混ざり合って、マスクで顔を全部隠して、帰りの電車で静かに泣きました。

拾い画ですが本当こんな感じだった。ただの不審者



今回の合否が出るのは9月中旬です。

県の枠で合格するのはたった1人。

日本語パートナーズって応募の倍率が非公開なので、自分にどれくらい可能性があるのか見当もつかないし、自信は全くないのに期待を捨てきれない気持ちもあって、面接を受けた日から2週間以上経った今も情緒がジェットコースターです。

ふとしたときに思い出しては、延々と落ち込んでいます。




また、国際交流基金の募集にも応募書類を出していて、そちらの1次選考の結果が出るのは10月上旬。

もし県推薦に落ちても、国際交流基金の選考で合格すれば結果オーライ、という理屈は分かる。
けれど合否が出るのはやっぱり怖い。

これを書いている今もまさにそうですが、県の最終合否が出るまでは気もそぞろなので、落ちたときの心の準備をしながらゆっくり過ごそうと思います。

ちなみに、トップ画の短冊は7月に自分で書いたものです。
叶うかな、叶わないかなあ。


どんな結果になっても⑧は書きます。
ではまた。


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