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誠実なものづくり。それは礼を尽くすこと(「Be グリーン」製造工場見学より)
株式会社Be、代表取締役の稲垣大輔です。
少し前に佐賀にある容器工場の視察について書きました。
同じ佐賀県内で、車で1時間程度のところに、弊社商品「Be グリーン」の製造工場があります。
今回の出張では、連続で工場視察に行ったことについて書いてみます。
なお「Beグリーン」の工場については2022年6月にnoteで紹介しましたが、前回の工場は粗粉砕をする工場で、今回の工場は微粉砕やパッキングをする工場です。
※過去のnoteはこちら※
前回同様工場内は撮影不可だったため、写真はありません。
また、工場の名前は諸般の都合で記事に書くことはできません。
しかし、工程自体は「Made in Japanのクオリティは凄い」ということが再実感できるほど、工程ごとに自動チェック体制が整っていて関心しきりでした。
逆に「どうしたら不良品が出来るのか?」と考えてしまうほど完璧に見えました。
今回は工程そのものより、工場視察の中で人を通して見えたこと、感じたことを中心に書いてみます。
また、同行したスタッフと感じた、株式会社Beとして大事にしていくポイントも書こうと思います。
ここまで、前書きが長くて恐縮ですが、
このnoteでは「小さな一歩から始める、未来の地球へのアクション。」をテーマに、未来へ一歩踏み出したくなるような情報を発信しています。
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◆開発担当者にとって世に出す商品は我が子のようなもの
商品がパッキングされ出荷工程へ運ばれる最終工程をみました。
そこでは、機械が商品の背面をゆっくり押し出してレールに乗せていました。
この工程を見た弊社の商品開発担当者が「いってらっしゃい」と優しく背中を押してるように見えたとのこと。
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普段使ってるものは、あくまで「モノ」という捉え方であり特別な意識がない場合がほとんどですが、商品開発担当者からすると世に出る商品は「我が子」のようだと思います。
私がエンジニアだった頃、同じような想いで商品の出荷工程を見た記憶を思い出しました。
ジャンルが変わっても、ものづくりの素晴らしさや懐かしさを感じた瞬間でもありました。
◆工場スタッフが社長のことを自慢し、社長の判断を誇らしく語る
工場に資材が運ばれて来て、開梱し工場内へ運ぶための荷積みをする工程で、人が資材を運ぶのを補助する機械がありました。
担当の方にお話を聞いてみると、「機械を導入する前は作業者が身体を痛めることがあったのが、機械導入後は一度もない」ということでした。
目に見えて素晴らしいと思いました。
また、その機械について聞くと、ものすごく高価なものだとわかりました。
さらに驚いたのが、同じ機械が2つ導入されていたことでした。
その理由が素晴らしいと思ったのです。
万が一不調が発生した場合でも「絶対に作業者にそのまま作業させない(体を痛めるリスクをなくす)」ためなのだと。
これは、工場を運営する会社の社長が最も大切にされている、
「スタッフの健康を守る」という信念の結果であるということを、スタッフの方から熱意を持って説明いただいたのが印象的でした。
「稼ぐため」「生活のため」「キャリアアップのため」など、スタッフそれぞれは仕事に各々の目的や理由を持って取り組むのだと思います。
一方でその会社が持つ信念や文化に共感し、納得して仕事に取り組む。
そんなスタッフが集まる会社は強いと思います。
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工場視察を通し、株式会社Beはスタッフひとりひとりの頑張る理由と、仕事を通して望むことに耳を傾けること。
会社としての文化、風土を育みつつも、スタッフの目的や目標の実現に向けて、一緒に努力する会社であろうとあらためて覚悟を決めることになりました。
◆スタッフが礼を尽くす文化の徹底
さらにこの工場視察で驚いたのが、「作業員が実際にやっていることを丁寧に見せてくれる」というところでした。
視察当日は、全てではありませんが、稼働していない設備を特別に動かしていただきました。
また、すれ違うスタッフの皆様全員、足を止めて、お辞儀をしながら挨拶するのが徹底されているのが印象的でした。
これらのことについて質問してみると、
「特に明確なルール決めがあるわけではなく、お世話になっている取引先に礼を尽くす精神・教育が徹底されている」
とのことでした。
株式会社Beが大切にしている価値観は「関わる方々全員に喜ばれる存在になる」です。
だからこそ、この精神性と教育方針に強く共感するとともに、弊社でも同じ文化を根付かせようと思う機会になりました。
◆株式会社Beにおいて取り入れること
今回の工場視察にて強く感じたことは、スタッフを始めとして関わる方々全てに礼を尽くすこと、良いことをするということでした。
こんな文化が徹底され、各スタッフが自然に出来るようになるのが会社の理想です。
そのためにも下記を実践し、関わる方々全員に喜んでいただける会社にします。
・スタッフの健康を守る仕組みを作ること
・スタッフひとりひとりの頑張る理由と、仕事を通して望むことに耳を傾け、実現に向け一緒に努力すること
・お世話になっている取引先に礼を尽くす精神・教育を徹底すること
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最後になりますが、改めまして、ご協力いただいた工場の皆様へ。
いつも「Be グリーン」に携わっていただいていることとあわせて、感謝申し上げます。
そして数多くのことを学ばせていただきありがとうございます。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。
■関連メディア
◆アクティブオーガニックブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/
◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/
◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja
◆「Be」公式Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCtEhEgJPGJQ9IX4y5vbmESw
◆「Be」公式note
https://note.com/beofficial
◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/
◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love
◆株式会社Be社長 稲垣大輔のFaceBook
https://www.facebook.com/daisuke.inagaki.be