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「コスモス認証」とは?オーガニックの世界統一基準をわかりやすく解説!株式会社Beがコスモス認証にこだわる理由も紹介!

株式会社Be、代表取締役の稲垣大輔です。
このnoteでは「小さな一歩から始める、未来の地球へのアクション。」をテーマに、未来へ一歩踏み出したくなるような情報を発信しています。

突然ですが今回は、オーガニック認証の国際基準である『コスモス認証』はどんなものなのかと、なぜ株式会社Beは『コスモス認証』の取得にこだわるのか、について書いてみます。


■まえがき


弊社のサステナブルビューティーブランド「Be」。
その旗艦店である「Be Organic」3周年を記念して、オーガニック認証を行っているエコサートジャパン様から講師をお招きしたワークショップを実施します。
(詳細は記事の最後に記載します)

これまでもBeは、トランスパレンシーを重要視して、「オーガニック認証」を取得したオーガニック商品を多く取り扱ってまいりました。(※)

※過去のnoteでも取り上げました
Beの旗艦店「Be Organic」をトランスパレンシーコスメショップとしてリニューアル

また、オーガニック認証の意味や大切さについて、私の考えをまとめたnoteを書いたこともあります。

↓↓↓↓↓↓
オーガニック認証を取得している商品が正解で、オーガニック認証を取得していない商品は間違いなのか?

そうしたなかで今回は、僕自身の学びの意味と、社内外の人に改めてその価値とすばらしさを理解いただければと思い、コスモス認証についてまとめてみます。

数年前はオーガニック認証自体全く知らなかった。
そして自社製品でオーガニック認証を取得するようになった。

そうした極端な状態、視点をもっている自分なりに、できるだけわかりやすく簡潔にまとめたいと思います。(堅苦しく見えてしまったらすみません)


■「コスモス認証(COSMOS認証)」とは


コスモス認証は、オーガニックコスメの品質を認証する国際的な制度で、
「COSMOS」は「Cosmetic Organic and Natural Standard」を略した言葉です。

コスモス認証制度はベルギーのブリュッセルを拠点とする国際非営利組織「COSMOS Standard AISBL」によって運営されています。


■成り立ち(複数の団体で立ち上げた、国際統一的な認証制度)


コスモス認証制度を運営している「COSMOS Standard AISBL」。
これは、国際的なオーガニックコスメの認証を制定するために、既存の下記団体により立ち上げられました。

団体名(国名)
・BDIH(ドイツ)
・コスメビオ(フランス)
・エコサート(フランス)
・ICEA(イタリア)
・ソイル・アソシエーション(イギリス)

コスモス認証では、ブランドや商品が基準を満たしているかどうかを、上記の審査団体が審査・認証します。

例えば、「エコサートコスモスオーガニック認証取得」は、「(フランスの)エコサート社が審査をして、コスモスオーガニック認証の基準を満たしていると判断されたブランドや商品」という意味です。

なおエコサートの本部は上述の通りフランスにあり、世界130ヶ国以上でオーガニック認証の審査等を行っている国際機関です。
その日本支社が、ワークショップにゲストでいらっしゃるエコサート・ジャパン様となります。

改めて、上記のうちいずれの団体が審査しても「コスモス認証」になるということなのですね。
以前は「ややこしいな」と思っていましたが、一度わかると「どの会社が認証したのかわかって、透明性・トランスパレンシーが高くていいね」と思えるようになりました。


■コスモス認証のルール


コスモス認証(オーガニック・ナチュラル)では以下の基本的なルールを定めています。

・有機農業、生物多様性を尊重した原材料の使用を促進すること
・循環可能な形で入手した自然由来原料と環境に優しいものを使用すること
・人間と地球環境に配慮したものづくりを行うこと
・生態系に与える影響を考慮し、持続・成長可能な考えに沿った商品開発を行うこと

またコスモス認証では、以下の禁止事項を定めています。

・遺伝子組み換えが行われている作物の使用
・動物実験の実施
・ナノ成分の使用


■コスモス認証の種類と基準


コスモス認証、といっても種類とその基準が存在します。
以下に整理します。

①COSMOS ORGANIC(コスモス オーガニック)

・内容成分の95~100%が自然由来の成分であること
・植物原料の95~100%が有機農法、遺伝子組み換えしていない農法によって作られた原料でなければならない
・完成品の最低20%は有機農法によって作られた原料であること(シャンプーなどの洗い流す商品は10%でよいという例外があります)
・ヨーロッパの基準で厳格に定められてる原料以外の成分は使用できない。そして植物原料以外の成分の使用は内容量の5%以下であること
・商品に使われるすべての成分、原料は環境に悪影響を与えない生分解性のものでなければならない。

②COSMOS NATURAL(コスモス ナチュラル)

・使用されている全ての原料は精査され自然由来の原料でなければならない
・有機農法によって作られた原料含有量は設定されてない
・ヨーロッパの基準で厳格に定められてる原料以外の成分は使用できない。そして植物原料以外の成分の使用は内容量の5%以下であること
・商品に使われるすべての成分、原料は環境に悪影響を与えない生分解性のものでなければならない。


■COSMOS認証マークについて(2017年1月以降〜)


「コスモス認証」の誕生後、各国のオーガニック認証団体の基準は2016年12月で終了しました。
そして2017年1月より「コスモス認証」が設けた統一基準での認証を行うこととなりました。

2017年以降の認証マークは、従来の5つの団体のマークはそのままで、下にコスモスマークが追加される形となっています。


■株式会社Beがオーガニック商品でコスモス認証を取得する理由


以前のnoteでも説明していましたが、改めて現在のBeがなぜコスモス認証を積極的に取得しているかを説明します。

株式会社Beでは、コスモス認証の取得が商品の製造過程や構造上などで困難なもの以外、すべての商品開発時に取得しています。

また、旗艦店「Be Organic」ではトランスパレンシーをテーマとして、オーガニック認証およびヴィーガン認証取得商品のみを取り扱いしています。

参考:Beの旗艦店「Be Organic」をトランスパレンシーコスメショップとしてリニューアル

世の中にはさまざまなオーガニック商品がありますが、自然由来成分を少量含んでいるだけでオーガニックと謳っている商品も多く、お客様が違いを見極めるのは非常に難しいです。

品質を判断するのに、コスモス認証マークは大きな助けになります。
コスモス認証マークが付いていれば、一定以上の高い基準を満たした商品であるということがわかりやすいからです。

厳しい基準をクリアした商品は、”安全性が高く高品質、そしてサステナブルなもの”としてお客様の信頼を得ることができる、強力な一手となります。
現在、オーガニックコスメ市場は日本や世界で拡大傾向にあり、それに伴ってコスモス認証のような制度の重要性がより高まることは間違いありません。

株式会社Beがお客様との信頼関係を築く方法のひとつとして、厳しい基準を設けた認証制度取得で高い品質を保証していきます。


■さいごに


あらためて、株式会社Beの旗艦店「Be Organic」についてお知らせさせてください。

Be Organicは、移転前の銀座時代も含めて、今年の7月15日に3周年を迎えます。
そこで3周年記念で以下を実施します。
・3周年記念セット販売
・新しいポイント制度の導入
・ワークショップ

特にワークショップでは、エコサートジャパン様から講師を招いて、コスモス認証(オーガニック・ナチュラル)について、成り立ちや背景、エコサートジャパン様が目指す未来像などを語っていただきます。

※ワークショップ詳細はこちら※



他施策もなかなか気合いを入れてお届けしておりますので、
コスモス認証の商品を見に、ぜひご来店お待ちしております。

旗艦店「Be Organic丸の内本店」

https://www.instagram.com/be_organic_marunouchi/?hl=ja


■公式プロフィール

稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。


■関連メディア

◆アクティブオーガニックブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/

◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/

◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja

◆「Be」公式Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCtEhEgJPGJQ9IX4y5vbmESw

◆「Be」公式note
https://note.com/beofficial

◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のFaceBook
https://www.facebook.com/daisuke.inagaki.be

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