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ベンチャーの美容系メーカー社長が考える、一緒に働きたくない人材の特徴3つ(採用基準を考える)

株式会社Be、代表取締役の稲垣大輔です。
このnoteでは「小さな一歩から始める、未来の地球へのアクション。」をテーマに、未来へ一歩踏み出したくなるような情報を発信しています。

しかし今回はあえて弊社で「一緒に働きたくない人材」について考えてみたいと思います。
脈絡がなすぎると思うので、今回いきなり後ろ向きなことを言い出した理由を説明させてください。

■このnoteの前提
今回書く「一緒に働きたくない人材」の基準はあくまで、特定の事業に取り組むことを念頭に私が考えたことであり、絶対のではありません。
取り組む事業や、社会が変わって行く中で、大事にすべきものは変化します。
また、特定の人を傷つける目的では書いておらず、またそのようなことがないように配慮して記載いたします。

■なぜ、あえて「一緒に働きたくない人材」について書くのか
アースデイが終わり、ゴールデンウィークを過ぎ、今年から働いている各スタッフにも今まで以上に責任を持った仕事を依頼するようになってきました。
また、サステナブルビューティーブランド「Be」でできることが広がると、まさに「猫の手も借りたい」というくらいやることが増えて嬉しい悲鳴をあげております。

スタッフの採用や協業など、ますます多くの方とのご縁をいただけることをありがたく思っています。

最近は面談希望者だけでなく、友人や取引先の方々から「どのような人物を仕事のパートナーとして選んでいるか?」「どのような人が美容メーカーに向いてるか」という質問を受けます。(採用基準、とまではいかないけど、というニュアンスです)
このような質問を受けるくらい魅力的な会社・ブランドになってきたことが嬉しいですね。

しかし、「働きたい人」と考えると、いろんな方の可能性や、弊社の発展などの可能性をポジティブに考えすぎてしまって、パッと説明できるような形にはなりませんでした。

ですので、今回はあえて「一緒に働きたくない人」、すなわち「仕事のパートナーとして選ばないベスト3」について書こうと思います。

■人材についての考え方

前提としてお伝えしたいことがあります。
人は誰でも個性があって、いいところがあると思っています。
また、個性も置かれるところや時代によってはとてつもない輝きを生むのです。

私が自動車メーカーでエンジニアをしている時のことです。
当時「自分はだらしないし面倒くさがりだ」「どう改善しよう?」と悩んでいました。

そんな中で上司から「怠惰であることは、エンジニアとしてはすばらしいことだ。ムダが嫌いだから、効率良く目的を達成する手段や仕組みにこだわれるのだ」と教えてもらいました。

だらしない、面倒くさがりというのは短所になることもあれば、長所になることもある。
個性はうまく使えば武器になるのだ、この場所で役に立つ個性を活用すればいいのだ、と勇気が出たことを覚えています。

そんな考え方を前提におきつつ、今回は「ベンチャー」で「美容・オーガニック」等を扱う「メーカー」ではどんな個性があると働きづらいのか、を代表取締役として取り組む私の目線で書かせていただきます。

■一緒に働きたくない人材

1.過去の良くない経験を、周りの環境や、他人のせいにする人

過去に良くない、不幸せな経験があったとして、それを今覆すことはできません。
今後いい経験ができるように、良くない経験について生産的に理解(捉える)して、行動や考え方を生産的に改善することはできます。
”幸せな人生を歩んでいる人”にはいつも幸せな状況だけが訪れているわけではありません。
逆に、”幸せな人生を歩んでいない人”には全く幸せな状況が訪れていないわけでもありません。必ずいい時も悪い時もあるはずです。
同じ出来事だとしても、ある人にとっては幸せであり、違う人にとっては不幸せなこともあるでしょう。

会社ができて何年も経っておらず、スタッフも少ない、あらゆることにチャレンジしているベンチャーでは特に、取り組んだことについて高速でPDCAを回して、改善しながら前進する必要があります。
そんな時に、物事を悲観的に捉えるだけでなく、今後良いことが起きるように、肯定的に捉えて改善することが必要だと思っています。

もちろん、運が悪く、だれのせいでもなく起きてしまう悲しい出来事はあります。

それでも私は、大概の出来事は自分自身がどう捉え、どのように反応し、行動するかによって決まると考えるようにしています。
ですので、周りの環境や人のせいにする人をスタッフとして採用することはありません。

逆に周りの環境や人に感謝していることが伝わってくる人は積極的に採用しています。

2.アナログでの人間関係を重視しない人

イーロン・マスクがTwitter社でリモートワークの禁止、100%出社を決定しました。
株式会社Beではリモートワーク可ですが、あくまで業務を効率的に進めるためのリモートワークを大切にしています。

しかしながら、弊社では少数精鋭でスピード感を持って取り組むことを大事にしています。
また、同時に色々な観点の意見を出し合って、即座に意思決定をするようにもしています。

そのためには、対面で同時に複数の会話を行う状況が発生します。リモートの会議でやってみたのですが、スピードがどうしても遅くなって困ったのでした。

上記の例のように、いざアナログでのやり取りが必要となった時に動かない人と長く仕事を一緒にするのは難しいと考えています。
逆に、誰よりも早く自ら動き、行動する人とは、長く一緒に仕事をしたいと考えています。

また、物理的な距離や単純接触回数が人の心理に与える影響は大きいと考えているので、遠方に住んでいる人を採用することは少ないです。

様々な働き方ができるようになった現代だからこそ「まずは試してから・・・」という気持ちもわかりますが、ベンチャーで働く人に一番必要なのは「覚悟」だと思っています。
この「覚悟」を測るという意味でも、遠方に住んでいる人より、自ら近くに引っ越すくらい覚悟をしている人をスタッフとして採用することが多いです。

3.清潔感などの外見に気を使わない人

特に目と体型を見ます。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、目には、その人が生きてきた人生観が表れる場所だと考えています。
例えば「目ヂカラがある」と言われる人がいます。このような人の性格が慎重な場合はあると思いますが、極端にネガティブ思考ということは少ない気がしています。

また自分自身非常に耳が痛いですが、体型は自己管理能力の集大成と言われる通り、その人の自己管理能力が表れると考えています。
私自身もまだまだこだわれるな、と思いますので体型改善の日々を過ごしています。

体型管理しようと思うと、自動的に日常生活のリズムも改善して、健康に過ごせるメリットもありますね。

更に加えると、服のシワなど清潔感に気を遣わない人を採用することは少ないです。
体型管理にも通じますが、美容系メーカーのスタッフとして働く以上、周りからの見られ方や自分の外見が与える印象にまで気を遣う必要があります。

もしかしたら大企業ではこのようなことはないかもしれませんが、ベンチャーの美容系メーカーでは、誰もが顧客や取引先と触れ合う可能性があり、「自分自身がブランド」になります。

■最後に

以上が、「ベンチャー」で「美容・オーガニック」等を扱う「メーカー」の代表取締役を務める私が考えた、「仕事のパートナーとして選ばないベスト3」になります。

ちなみに「一緒に働きたい」、”仕事のパートナーとして選ぶ基準”は下記です。
しかし、一般的すぎて逆にイメージしづらい、というご意見も頂戴しておりましたため、今回あえて「一緒に働きたくない人」について考えてみました。

・時間や約束を守る
・口だけでなく、実際に行動している
・仕事に必要な知識・技術を積極的に学び、成長意欲が高い
・ポジティブな姿勢
・ストレス耐性が強い

改めまして、今回の投稿は、私個人の偏った意見です。
ですが、もし「これはそう思うな」「うちの会社にもあてはまるな」と思った場合には参考にしていただけると幸いです。

■公式プロフィール
稲垣大輔(いながき・だいすけ)
株式会社Be 代表取締役
北海道出身
2002年、北海道大学工学部を卒業し、国内大手自動車会社に就職。
ブレーキ部品の設計および最先端エンジンの研究に携わる。
2012年にイベント会社を創業。
2017年に株式会社Beを創業し、現在に至る。

■関連メディア
◆アクティブオーガニックブランド「Be」公式HP
https://be-beauty.jp/

◆「Be」オンラインストア
https://be-store.jp/

◆「Be」公式インスタグラム
https://www.instagram.com/be_activeorganic/?hl=ja

◆「Be」公式Youtube
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◆「Be」公式Note
https://note.com/beofficial

◆「Be Organic(ビーオーガニック)丸の内本店」
https://be-beauty.jp/be_organic/

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のブログ
https://ameblo.jp/not-biz-but-love

◆株式会社Be社長 稲垣大輔のFacebook
https://www.facebook.com/daisuke.inagaki.be

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