まんまるのしあわせ
ベランダから満月をみたとき、
私も今、まんまるに満たされているなあと感じました。
それはきっと「自分はそのままでじゅうぶん」と知ったから。
いつも心のどこかで、
「自分のことがよくわからない」と思っていました。
だからずっと「自分を知ろう」としていました。
このあいだ、自分を強くしばる生き方にやっとこさ気付いたんです。
何をするにも「自分の価値を証明すること」にしばられていました。
わけもわからず苦しくてしょうがなかった、あのときもこのときも。
これに気付いたとき、感情がどっと押し寄せました。
断続的に嗚咽して、眠れぬ夜。
これまでちゃんと感じて来なかった感情を感じきったのでしょう。
その先にあったのは解放感でした。
自分の内側から、
「私はそのままでじゅうぶんだ」と湧いてきました。
社会的に自分の価値を証明することは必要だと思います。
たぶんそれが、働いてお金をもらうということだから。
だけど、もっと根っこのところでは、
やっぱり「そのままでじゅうぶん」なんだと思います。
私もみんなも。
今は「自分がよくわからない」という感覚がなくなって、
感情が言葉にならずとも、自分をよくわかっている気がします。
自分が自分をわかっていること。
自分が自分でいるだけでじゅうぶんだと知っていること。
まんまるに満ち足りている。しあわせだと感じます。
読んでくれてありがとうございます。
またどこかで会えますように。