やり場のない感情
どうしようもなく好きになって、だから傷つけたくなくて、でも踏み込みたい。そんな押し殺さないといけないような、そんな好きなってはいけない人を好きになるような、そんな自分を見て、やっぱり落ち込む。あなたの所為ではないの。僕が勝手に先走ってしまって、合わせてくれなんてくだらないプライドで塗り固めた自我が、それが憎いのだから、あなたは何も悪くない。少しタイミングが良くなかっただけだ。僕も僕で自立できるようになるから、あなたの優しい心をそれ以上すり減らさずに済むようにするから、だから、今だけは、今だけは生きていてほしい。僕からあなたがいなくなったら、もうどうしていいのか分からない。伝わらないことだと思う。あなたにも言いたくないことはあると思う。それを刺激しあわない幸せがあれば、どんなに恵まれた事か計り知れない。
でも、もう少し真正面からぶつかってほしい。厭なことを厭と、承服しかねることには疑義を、もう少しだけ正直になってみてほしい。十分真面目なのだから、だから僕が言うことなんて気にしないで、二人の世界を守ってください。
運がいいことを、それだけを確信しているのに、神様は変に怒ってしまったかな。
救われたいのは自分のくせに、相手を心配してるふりだけが上手くなって、そんな自分が醜い。
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