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管理職が残業を手放したら起きる3つのこと

こんにちは^^
ドイツ ハンブルク在住

オーセンティック・リーダーシップコーチ
ICFメンターコーチ

ホイスラーアルビ 愛(めぐみ) です。

昨年出版した電子書籍
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最近5時台起床が割と定着していまして。
毎朝のスタ―トがバタバタしない、というのは精神衛生上いいものですね。ただ、週末も6時台とかに目覚ましなしで起きてしまったりすると、もう少し長く寝たいんだけどなあ、なんて思ってしまいます。

私の住むドイツ・ハンブルクは今週で夏休みが終了です。次男が学校に戻ります。夏の終わりを実感しますね。

管理職のクライアントさんと話していると、残業が多い人が沢山いらっしゃいます。でもお仕事に使命感や責任感をもっていらっしゃる方がほとんどなので残業が嫌、というよりは仕方ない、というマインド。残業をしてでも組織が上手くまわるように、とか育成に力がかけられるように、と常に状況が改善することを意識されている皆さんです。素晴らしい!

ただ、個人的には

本当に残業しないとダメなのか?
本当はどうにかしたら早く帰れるのでは?
と思っています。

人によっては、

早く帰る = 管理職としてやるべきことをやっていない

という考えに結びついている場合もあると思うんですよね。

管理職が残業を手放したら起きることについてスタエフで音声を配信しました。

あくまで個人的な見解ですが、ドイツに16年住んでいてドイツ人夫と23年国際結婚していて以前ドイツ人同僚と一緒に働いていた視点で、残業しないことにはメリットが沢山あると思っているのです。

まず、想像つくことですが

幸福度が上がる

自分は仕事にいきがいを感じている。多少の残業は自分の立場で問題視するべきでないし、週末は休めているから大丈夫。

なんて思っていたとしても、心の奥底では、、

せめて6時台に会社を出れたらな、、
遅くなると嫁の愚痴が多くなるんだよな、、
最近帰宅すると子供の寝顔ばっかりだな、、
週末は家の色々があるから自分だけの時間持ちたいんだよな、、
残業の疲れで週末はネトフリでだらっとしちゃうな、、

こんな不満やつぶやきが溢れていたりしませんか?

自分で自分を誤魔化していても、長くは続かないんですよね。小さな不満がそのうちトゲとなりチクチクと自分の内側を刺していく。不満のサイズが大きくなったら会議中にイラっとして爆発!なんてこともあるかも。。

早い時間に帰って、平日も自分の心にゆとりがあると幸福度は上がります。自分が幸せを感じているから家族や周りの人にも優しくなれます。

お子さんがいらっしゃる方は子育て中になるべく子供と時間を沢山過ごせることでティーンエージャー以降の子供との関係性に影響が出ます。今は働き盛りだから仕方ない、そのうち楽になる、と思っている間に子供は成長します。気が付いたら自分とは時間を過ごしてくれなくなっちゃいます。

毎日の帰宅時間を客観的に見てみて疑問を感じるならメスをいれるタイミングかも。

影響力があがる

残業や業務過多が続いている状態だと、疲れがたまるので外見にも差が出てきます。エネルギーが低くなっていると、姿勢が悪くなったり、顔色もさえなかったり、声にパワーがなくなったり、あらゆるところに影響が出てきます。自分が気づかないうちに。。

自分が部下の立場だったらどうですか?

覇気のない上司をみて、

この人についていこう!って思いますか?

大丈夫かな?
倒れそうだけど。

周りに心配されるリーダーって、どうなんでしょう。

部下の人が心配して、余計な話はしないほうがいいと気をつかって悩み事を打ち明けられないリスクもあります。

周囲の人に
「休んでますか?」
って聞かれた危険信号ですよ。

誰か人に聞かれたら、周りの30人が同じように感じていると思います。心配されない上司になりましょう。

最後は、

育成力があがる

自分がルールを定めて時間管理をしていると、部下たちの意識が変わってきます。

部署の中にダラダラ仕事をしているな、と感じる人がいたら、今一度自分の時間ルールがはっきりしているか、考えてみてください。

ルールや枠が設定されていない空間の中では人に隙が生まれて、このぐらいは大丈夫、という感覚が生じます。ノー残業デーを決めたはずなのに、いつの間にかいつも通りに戻っちゃった、という経験はありませんか?

管理職のクライアントとお話していると、日中はミーティングで時間をとられてしまって業務時間が終ってから部下から報告受けたり細かい相談に乗っている、という方も少なくないです。残業してまでも部下のサポートをする責任感は素晴らしいと思うのですが、そもそも業務報告のタイミングにきちんとルールづけがされているのか?ということに目を向けてほしいです。

上司が遅いタイミングまで話を聞いてくれることになれると、部下の時間管理は緩くなります。

上司が時間ルールを定めて、自分の時間管理を明確にすると部下の中にも仕事に対する緊張感が生まれるので、上司に相談できるうちに大切な仕事の目途をつけておこう、とか優先順位を考えて自発的に動こうという意識になります。

結果自発的に考えて行動する部下、大切なことから迅速に進める部下に成長するわけです。

それから上司がルールをしっかりして自分の健康や幸福度管理をしているのが伝わると、管理職になってもワークライフバランスをとることができるんだ、というイメージがつき、もっと上を目指していこうかな、というモチベーションにもつながるのです。

いいことしかない、って個人的には思うのですが。

今日は、管理職が残業を手放したら起きること、についてお伝えさせて頂きました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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いつもどうもありがとうございます!

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