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05/10_7:15

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ジャージに着替えようと立ち上がった途端ふらついた
目眩とかのふらつきではなく、腹部に激痛が走ってからのふらつきだった。
なんとなく違和感を感じそそくさと御手洗に駆け込んだ

「 なんでいま…  ああもう生理不順嫌い… 」

しれっと言葉に出すのは良くないのだろうけれど、誰も居ない所では思ったことは言ってしまう。
…ある意味病気かもしれない。
吐き気と生理痛は一緒になってはいけない
本当に最悪、最悪過ぎる。
今日は体育祭予行練習で丸1日外にいる日。
元々そこまで動かないけれどぼくのこの体力と身体ではきっと苦しい。
色々考えつつ絶え間なく襲ってくる頭痛と腹痛、吐き気と葛藤していた
髪を括りジャージに着替え、一通りの身支度を終えた頃朝食をどうしようか迷った。
昨日は放送担当に甘えて昼食は口にせず、朝食も食べず、夕食も特に何も口にしていない。
お腹は何故か、何時からか、空かないようになっていた。
だから食べなくてもいいんだと勝手に思い込んでいた
…取り留めのない話は辞めにしよ、
ただでさえ初めから気分の悪い話なのだから。
結局なにかを食べる気力は起きずオレンジジュースだけを流し込んだ

「 すっぱ…() 」

その酸っぱさが何気に気に入っていた
一呼吸置くと気持ちは少し落ち着いた気がした。
 体育祭予行練習の機材設備やその他諸々の担当で7:25には必ず家を出なければならない。
もっと上手く繕える様に。
もっと求められたぼくを偽えるように。
何かしらをして、気持ち悪さを消そうとした。
そしてまた “ 日記 ” を書き始めた。
本来ならここに綴る事ではないのだろう。
けれど何故かここに投げ続けている。
何処よりも多く、細かく。
AM7:05。
ぼんやりとした頭を回し文字を綴っていた

…あー、そろそろ行く準備しないと、
そう思った
憂鬱だけれど、暇な時間が増えてしまうけれど。
放送委員は、好きだから。
今日もちゃんと、行こうと思えた。

どうせならぼくの大切な人とこの体育祭をやってみたかった。
叶うわけないユメなのだけれど。
あの子はどんな反応してくれるんだろうなあ、なんてことを勝手に妄想しふっと笑う。
虚しいけれど、少し楽になる。
本当にぼくは、ぼくの大切な人たちのことが大好き。
そうじゃなかったらこんな気持ちで妄想劇を繰り広げない。



なんだかんだ時間が迫ってきてるから綴りは辞めようかな。
今日もちゃんと、行ってきます。
… いってらっしゃい。

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