宝くじ×新紙幣、開運日がつないだエンの行方は…
2024年7月8日(月)、サマージャンボ宝くじ(第1013回全国自治宝くじ)とサマージャンボミニ(第1014回全国自治宝くじ)の発売が全国で始まった。
▼参照:宝くじ公式サイト
2024年は、1等と前後賞を合わせた賞金が、サマージャンボ宝くじで7億円、サマージャンボミニで5千万円。
毎回「当たりたいなあ」と思うものの、うまくいかなくて当たり前なのが人生。
にもかかわらず、賞金額が書かれたポスターを見るとパブロフの犬のように、また宝くじを買ってしまう。
今回は「いつもと違う行動をしたらどうなるか?」を検証すべく、開運日に宝くじを購入してみた。
購入前、開運日についてインターネットで調べてみた。
どうやら、新しいことを始めるとその結果が何倍にもなって返ってくるという、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)が狙い目らしい。
7月8日~8月8日のサマージャンボ発売期間中、一粒万倍日は計5日。
そのうち、一粒万倍日と大安が重なる7月17日、一粒万倍日と大安に加えて天赦日(てんしゃび=日本の暦のなかで最も縁起の良いとされる日)も重なる7月29日は、宝くじ売り場がかなり混み合いそうだ。
いろいろと考えた末、7月8日の一粒万倍日を購入日に選んだ。
決め手は、発売初日で週の頭の月曜日だったことと、日付に7と8というラッキーナンバーが入っていたこと。
当日の予報で熱中症警戒アラートが発令されていたけど、迷いはない。
そんな私の行動を神さまがみていたのか、はたまた到着した時間帯がよかったせいか、みずほ銀行に併設されている売り場ではほとんど並ばずに宝くじを購入できた。
ここで、思いがけない出合いがあった。
福沢諭吉の一万円紙幣で支払った私の手に戻ってきたのは、新五千円札の津田梅子&新千円札の北里柴三郎。
流通開始からしばらくは新紙幣を入手できないと思っていた私は、このサプライズでハッピーな気分になった。
その日以来、私はひまさえあれば新紙幣を見て触って、旧紙幣との違いをニヤニヤしながら確かめている。
おそらくこの興奮は、しばらく収まらないだろう。
▼参照:国立印刷局の新日本銀行券特設サイト
冷静に考えてみると、みずほ銀行の前身となる第一国立銀行を設立したのは新一万円札の渋沢栄一なのだから、お釣りが新紙幣だったのは当然の結果だったのかもしれない。
それでも、発行1週間弱で新五千円札と新千円札をゲットできたのはサマージャンボ宝くじで新一万円札の束と対面できる予兆だと、根拠のない自信がみなぎっている。
鼻歌は、打首獄門同好会の「カモン栄一」をヘビロテ中だ。
「カモンカモンカモンカモンカモン 渋沢栄一」と脳内でリピート再生すれば、夢が現実になるかもしれない。
はたして抽せん日の8月23日、幸運の女神は私にほほえんでくれるだろうか?