方程式で圧倒的に計算ミスが多いところ
（このページは動画バージョンもあります）
前のページの移項、身についたかな。
絶対にできるから、完全に身についたらこっちにおいでね。
さて。このページ、とーーってもたいせつです。
だいたいの計算ミスに絡んでるところです。
苦手かどうかも分かってない人が多いから、絶対に出来るようにしよう。
ここができれば方程式はもうほぼ大丈夫だよ。
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【逆数】
で、このページでは逆数という考え方が必要になるので、
それを先にサクッと学んどきましょう。
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じゃあ本題ね。
前のページで移項を勉強したけど、
でも最後の形が、「２ｘ＝３」のようだったらどうしようか。
方程式の最終的な目標は「ｘ＝◯」にすることだったよね。
前のページと違って「２が邪魔」です。
・・・
そもそも「２ｘ」は、
という意味です。つまりかけ算。
たし算やひき算は「移項」すればよかったけど、かけ算は移項が出来ない。
なぜなら「かけ算わり算はひとかたまり」だからです。
（ちょくちょく出てきます）
つまりこの「２ｘ」は「２」と「ｘ」じゃない。
「２ｘ」でひとかたまり、ということ。くっついちゃってるということ。
・・・
ここで２つ知識をあげます！
つまり、こんな『考え方』ができます。
やってみよう。
①くっついちゃってる「２」が邪魔
②両辺に、じゃまな２に逆数の「１／２（２分の１のこと）」をかける
③そうすれば約分されて「１」になる
これで、方程式の目標の「ｘ＝◯」にできました。
できればノートに真似して書いてみようね（せめて書いてるつもりで！）
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じゃあ次ね。
これならどうしよう。
まず「ｘ／２」というのは次の式でも書けます。
今度は「１／２」がジャマです。
じゃあそれを消すには逆数の「２／１」をかければいい。
「２／１」って、つまり「２」のことです。
計算すると、
こんな感じ。ついてこれたかな。
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この２問をいったんまとめてみます。
「２ｘ＝３」のとき
→「２」の逆数の「１／２」を両辺にかけた。
「ｘ／２＝３」のとき
→「１／２」の逆数の「２」を両辺にかけた。
結局、両辺に逆数をかけてただけ、ということです。
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じゃあこれもやってみよう。
できればノートにやってみようね。
じゃあ解答です。
もう難しくないでしょ。
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それじゃあ移項も含めて例を見とこう。
わざわざ
と書くのは、慣れたらしなくてもいいです。
けど最初は、やっておいた方がいいよ。
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マイナスがあるバージョンも！
じゃあ解説です。
まずはいつも通り解いてみよう。
そしたらここでマイナスが残ってちょっと困ったかな。
この時は以下のようにマイナスを移します。
これ、できます！
本当は理由もちゃんとあるんだけど、まあいいや！
あとはいつも通り。
じゃあまとめるよ。
慣れてくると「行を飛ばして一気にやりたがる」人がいるけど、
オススメしません。
頭で考える量が増えると、計算ミスの可能性が激増します。
「目で見えたほうが楽」って思ってください。
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はい！これで方程式の基本が終わったよ！ほんとだよ！
方程式はこれから色んな場所でたっくさん出てきます。
で、この方程式で計算ミスをして「やっぱり数学苦手」って思ってる人がとっても多いです。
だからここが大切な土台。
今からの練習問題、全部できるようにしてね。
超大切だからちょっと多めの16問。
1問でも間違えたら最初からね。消しゴム使わない方がいいよ！
［練習問題］式はまずノートに写そうね
（答えは下、オレンジのメモをよく読んでね！）
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［答え］
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