ハローワーク / 求人用語翻訳集: 「警備: 89歳でもできる仕事」
今回は「警備: 89歳でもできる仕事」についてコメントをさせて頂きます。
「80歳でも活躍」という警備の求人広告を目にすることがあります。 初めて見た時には驚きましたが、最近なれてきました(笑)。
補足: 転職の多い私は仕事についていても、求人広告毎週新しい物をみています&インターネットの求人も模索することが趣味&習慣になっています(笑)。
それはともかく...
これについて、調査をしたところ知人の警備曰く、こないだまで89歳でも警備として働いていた人物がいたという話を聞きました。
また、一部の管轄では80代の警備おじさんがうじゃうじゃいるので70代は若いという話も聞いたことがあります。
そこで今回は、どうしてそんなことが可能なのか? なぜ、そんな年でも仕事をしているか? の調査結果を発表します。
高齢者で警備業が可能なのか?
1.業務は確認内容が多く、体への負担が少ない為80代でも耐えられる
2.基本単調な仕事が多いので、体への負担が少ない
3.そもそも、若者で警備につく比率が少なく、応募して採用されるのがおじいさん
4.警備業は、大手を除き最低賃金が支流なので、応募者が少なく応募してくれたら会社としてうれしく、70歳でも採用される場合が多い
5.年齢が行っていると、社会的常識もわかっている方が多いのでトラブルの際に角が立ちにくい
理由として1,2,3、4番が多いです。
高齢者で警備業の理由
1.定年退職後、家にいると奥さんがうるさく家にいたくないので外で仕事をしていたほうが良い
2.警備業は、場所によりますが基本勤務日は申告制なので部屋で孤独感を感じるより、仕事をしてだれかと時々話したほうが良い
3.年金受給者が多く、本当は仕事をしなくてもいいものの何もしないのもよくないので、とりあえず仕事をしている
4.年金受給を受けているものの、生活費が少し足りない。だから仕事をしている
5.仕事はできるのに何もしないのはおかしいから
1、3、4番のケースが多いです。 1番の「家にいると奥さんがうるさい」には笑えるのですが、結構多いです。
3番の年金受給者で仕事をしなくとも、本来問題の無い方でとりあえず仕事をするか~ という方たちは、年金受給金が国民年金&厚生年金を合わせ月30万円ぐらいのレベルです。 これがまた、思っているより多いです。私の周りにも何人かいます。 この金額って、私の2ヶ月分ぐらいの給与なんですけど~
最近は、機械警備と言いまして機械にとってかわられようとしているように見えますが、現実は人間を時給1000円ぐらいで拘束したほうが安い&機械よりまし(細かいところに対応できる)ということで、警備業の広告がいつも出ているという事でした。
一言では、雇用の最終受け皿とも言えます。
なんといっても、80代で雇用してくれる会社が探せばありますから。日本はなんて良い国なんでしょう。
年寄りで仕事をしなくてはいけないと考えるより、この年でも仕事ができる健康&仲間がいると考えた方が良いと思います。