社員A ヘッジファンド編♯5: 「CFDとは?」 <ー軽く解説、退職金は全額つぎ込まないでください、40代、50代サバイバルの方も参考にどうぞ
今回は社員Aが組み合わせで使っている個人少額ヘッジファンドに組み込んでいる最後の商品「CFDとは?」について解説します。
CFDは、聞いたことがあるが「意味が分からない~」と言う方ももしかするといらっしゃるかもしれませんが
既に
と
を読んでいただいた方には、すぐ理解できます(笑)。
CFD (Contract for Difference) : 株式や通貨、商品先物などの価格変動に連動して、「価格差額を取引する金融商品」です。CFDは、取引プラットフォーム上で取引されるため、高速でリアルタイムな取引が可能で、小額の証拠金で取引ができます。ただし、市場変動によるリスクも大きいため、十分な知識とリスク管理が必要です。
これだと分かりにくいかもしれませんので、具体例としましては...
FXとは、USDYENの取引を資金の最高25倍までかけられますとの説明をさせて頂きました(社員A ヘッジファンド編♯3: 「FXとは?/ 銀行の外貨貯金は天文学的高さ」を参照ください)。
例えば、外貨預金を1万USDするには1USD=133¥とすると、TTM+1円なので1340000円必要になりますがFXだとてこの原理で資金を25倍で取引できる(1/25の資金)の証拠金(担保のような物)で取引できてします。 しかも、生レートなのでTTM(中値)が133円ならそのまま
1330000円 / 25 = 53200円
あれば、1万USDを買ったことと同じになります。
CFDもにたようなものです。 ただし、こちらは(日本国内では)、扱う「物」が「指数」や「商品」となっています。
これじゃ~ 説明になっていない~
かもしれませんので具体例として、ETFの証券番号1458 楽天 ETF-日経レバレッジ指数連動型を上げます。
こちらだと、日経平均に連動したETFで小口で日経平均の指数を売買できるとご紹介しました。
証券番号1458の場合、2023年3月31日の価格で17550円位です。 こちら日経平均の変動の2倍で動くことになっている商品です。
ということは、日経平均が1%動くと2%動きます。
例えば
17550円 x 2% の変動率になります。
とは言え、一口17550円は可愛い金額です。
じゃ、10口だ~ と考えても
175500円 で、まだカワイイです。
でも、10口の取引で175500円?
メンドクサイと思うかもしれません。
ここでCFDの登場です。
CDFだとテコの原理が使え、1口現在のレートで2800円位で取引ができてしまいます。
CDFだとなんとFXと違い、買っても支払い利息が発生します。
1口現在のレートで2800円だと、1日 2円ー2円80銭ぐらいです。 これがFXとの違いの一つでもあります。 FXでUSD買いなら金利をもらえるのですが...
取引例としては、「ETFの証券番号1458 楽天 ETF-日経レバレッジ指数連動型」の10口の取引で175500円必要ですが、CDFを使うと大体28000円でできてしまいます。
ある意味、恐ろしいです。
28000円を使い100口買持にするとじつば2800000円分の日経平均の数字を取引しているのと同じ効果があります。
実際の日経平均(オリジナル1倍)に対し日経平均の先物(1000倍)、日経平均のETF(1-2倍)、日経平均のCFD(10倍)と言う感じの取引となっています。 大本は同じもののはずなのに値段も多少違います。
従い、FXの時も記述しましたが、まかり待ちがって調子がいいからと「資金力限界まで使いCFDをすると一発で破産の危険性もあり」その辺、メンタルの管理が必要となります。
ちなみにCDFはFXと同じでほぼ24H取引可能です。
特に、お金が必要と思い退職金を全額かけ運用するのは得策ではありません。 やるなら、とりあえず少額で始めた方が良いと思います。
これらの商品は社員Aが個人的に作った「少額「ヘッジファンド」の構成でであって、特に皆様に取引のオススメはしませんが、世の中こんな感じで動いていることをご紹介するために説明をさせて頂きました(笑)。
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