用語集: 「心理的取引コスト」
今回は「心理的取引コスト」についてコメントをさせて頂きます。一見不可解な言い回しですが、内容は実に単純でした。
「心理的取引コスト(switching cost)」: 他社の商品やサービスに乗り換えることによる消費者の対して感じる心理的な負担のことです。
実際は、金銭的コストや時間的コストのように物理的に発生はしないものの「心理的取引コスト」により乗り換えに負担を感じるという意味ともとれますね。
別名「スイッチングコスト」とも呼ばれていますね。
具体例: スマートフォンの買い替え。現在iPhoneを使い使い方になじんでいるものの、Android端末の方が安くて、一部の機能はiPhoneを超越している、ただ操作を新たにマスターする必要が発生する。 こんな場合は「心理的取引コストが高い」と言えるかもしれません。
心理コストが下がれば、お客様もこちらに鞍替えしてくれるかもしれませんね。