行動心理学:「クラスター錯覚」意図的に悪意をもって相手を混乱させることも可能

今回は「クラスター錯覚」についてコメントさせて頂きます。こちら意図的に悪意をもって相手を混乱させることも可能ですね。

「クラスター錯覚( Clustering illusion)」:  サンプル数の少ない場合の ランダム 分布において必然的に生じるストリーク(線や筋)やクラスター(群れや塊)を、ランダムなものではないと誤判断することです。

つまるところ、サンプル数が少なく「正しい情報でなくとも、実際にあってもいかしくないかも?」と勝手に思い込み、正しくない情報が拡散してしまうことです。

例えば、100人中3人が「問題だ」と叫び、この3人と言うところを飛ばし「この件について、問題だ」と叫んでいる人がいると報道します。そうした場合、視聴者の方は「この件について問題だ」と叫んで、困っているひとがいるので「私たちも反対しなければ」と思い込んでしまうことです。 どこかの国の報道でよく見かけることですね。

これにより、世間を誤った方向、敵の思う方向に混乱、もしくは誘導できます。

また、「正しくない情報がSNS上で拡散され炎上する」ことでしょうか? 実例は数えればきりがないです。 今回の米国大統領選挙ではトランプ氏がかなりこの「意図的な誤情報によって「クラスター錯覚」」が爆発していました。 

こちら他人事ではなく、近隣諸国が日本に対して「クラスター錯覚」攻撃を仕掛けていることをお忘れなく。 恐ろしいことに、信じてしまう方がいるのは困ったものです。

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